以前無意識の領域でお話ししたように地球上に存在する生命になにがしかの意味があるとすれば、それは輪廻転生し魂が進化発展していくということでしょう(無論生命に意味はなく無意味に生まれ無意味に死んでいく無価値に等しい存在にすぎないと断ずる考えもあるでしょうが)。そうした立場に立った時私には最近のホモサピエンスが他の生命体や自然と調和しない不自然な存在に見えます。ある大国の指導者は盛んに核兵器の使用をちらつかせ自分達が世界の脅威であることを見せつけ他国を従わせようとしています。つまり自分達の欲望を満たすためなら人類のみならず他の生命体を滅ぼしても構わないという考えの持ち主が大国の指導者であり、そうした指導者を生み出すシステムが存在するということです。こうした現況は人類の中に破滅願望があることを意味しているのかもしれません。だとすればホモサピエンスは進化の頂点ではなく早晩消えていくべき単なる先行種ではないでしょうか?