地球上に生命が誕生して以来、度々大量絶滅が発生しました。

①古生代 オルドビス期末 ②古生代 デボン期末 ③古生代 ペルム紀末

④中生代 三畳紀末 ⑤中生代 白亜紀末

それ以外にも先カンブリア時代には全球凍結が有り、地球の表面は氷で覆われました。次々と襲い掛かる危難を乗り越え生命は進化を続けて来ましたが、それに意味が有ったのでしょうか?恐竜絶滅、人生になにがしかの意味を見出そうとする時、それは私の前に立ち塞がる大きな問題でした。中生代、繁栄を誇った恐竜は間違いなくその段階で進化の頂点に君臨する王者でした。だがそれらは白亜紀末、全てが絶滅してしまいます。魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類は全滅を免れたというのに……。何故だろうと考える時、私は別に物理的な答えを求めているわけではありません。形而上学的な考え、平たく言えばこの世界に内在する神、あるいは宇宙の意志としてどうなんだろうという考えです。