地球上の生命がどのようにして誕生したのか、いまだにはっきりとは分かっていません。適当にあげると

①昔、月はもっと地球の近くをまわっていました。(今でも月は地球から年に数センずつ遠ざかっているそうです、知らんけど。)その為、太古の地球上では激しい潮汐作用が起き、海の水がぐちゃぐちゃにかき混ぜられ、海水に溶け込んでいた物質が化学反応を起こし様々な分子が出来ました。それに放射線や紫外線が降り注いだ為、化学反応が進み有機物が誕生し、更にそれが生命に進化した、とかなんとか。

②海底の熱水鉱床と呼ばれるところで海の有機物が変化して嫌気性生命が誕生した、とかなんとか。

③宇宙にはDNAやRNAの断片が漂っておりそれが地球の有機物とつながって生命が誕生した、とかなんとか。

まあ、こういったところでしょうか?

 私は思います。太陽が誕生する遥か以前にも宇宙には無数の様々な星が誕生しています。そしてその無数の星の中には偶然生命が発生した惑星もあったのではないでしょうか?しかしその星の太陽は数億年で爆発してしまい、誕生した生命は原始的なバクテリアにしか進化出来ませんでした。太陽の爆発と共にその惑星も砕け散り宇宙の藻屑となりました。そして有機物や遺伝子を内部に包み込んだ彗星となって遥かな恒星間へと旅立って行きました。そして偶然たどり着いた地球でその遺伝子の断片が有機物と合体し、たった一つの生命が誕生しました。40億年前のある日のことでした。そう私達は星の子なのです。