ちょこっと前になるけれど、お掃除のオナガさんに、
帰り際

「車、パンクしているんじゃないの?」

と言われ、よく見たら確かにかなりひしゃげていることを知り、帰りにいそいで南風原石油・瑞慶覧店へ行きました。。。

かもめんたるの丸坊主さんのほうに似ている人が出てきて、驚くほど丁寧に教えてくれました。

「運転席開けてみて下さい。ラベルに180とありますね。こっちは230とありますねー」

月一は空気入れたほうがいいですよ。
いや月一と言わずに減ったと感じた時には。
後ろは山がありますが、前はありませんね。。。

おしつけがましさもなく、上から目線もなく、呼吸よく。

あんまりにもいい感じだったので、誰かに伝えるのがもったいない。
伝えても伝わらないくらいのいい感じの人だったなぁ。

ああいう方がお医者さんだったら最高だろうなぁ と勝手に思っていました。

それからまた1週間ぶりくらいにこちらの現場に。

夜勤を終え、朝になると、オナガさんが警備室にいらして いつも僕に熱いお茶を出してくれます。

新聞をみながら

「お、のあちゃんの寄付金が3億円になったかー。なぁ!よかったなー?」

心臓の病気で、アメリカでの手術が必要なために、募金を募っている おながのあちゃん(1才)のことです。

「俺もおながだからよー、勝手に気になってたんだよなー」

たわいもないことのような、たわいもないことではないようなことを週に一度オナガさんと話していること。
そして週に一度、かならず僕に熱いお茶を出してくれること。

考えてみたらなかなかすごいことだなー。

だから、あんまりにもいい感じだったので、誰かに伝えるのがもったいない。というのはやめないとなーと思いました。

そういうのを歌にするのがお前の仕事だろ、もう40だろ、と自分に言い聞かせています。


ばさら