おはようございます。
山田です。
あなたは、一貫性の法則を知ってますか?
一貫性の法則とは、いつものようにウィキペディアで見ますと、
人は自身の行動、発言、態度、信念などに対して一貫したものと
したいという心理が働く。・・・という事のようです。
分かったような、分からないような感じでしょうか?
英語では、フット・イン・ザ・ドア・テクニックというようですが、
要するに「玄関に足を突っ込んだら勝ち」と言う意味なんだとか。
よくドラマで、ドア越しに話をしていて、話が決裂してドアを
閉めようとする相手(彼女)に対して、つま先をすっとドアの中に
突っ込んで閉められないようにする・・・なんてシーンありますよね。
これは一貫性の法則からすると、ドアを閉められなくした者の勝ち
となる前兆だという事ですね。
言い換えると、一貫性の法則は、段階的依頼法とも言うようです。
例えばあなたは奥さんから「ちょっと、買い物に行ってちょうだい」
って言われることないですか?
あなたは、「まっ、仕方ないか」って思って「いいよ」と言ったと
します。
すると、奥さんは、「あ、悪いんだけど、ついでにゴミも出してね」
なんて追加で言われても、一度OKしてしまうと、「ゴミはやだよ」
と片方を断るわけにいかなくなるなんて事ありますよね。
あなたは、なんとなくうまく使われていしまっているのかも
しれませんね。
また、マーケティング手法としてこれを利用している、もしくは
利用されている事があるんです。
「クロスセル」という手法なんですが、お判りでしょうか?
このクロスセルに相対する手法に「アップセル」があります。
比較してみますと、クロスセルは、既存顧客に対して今までに
購入して頂いた商品に関連した別の商品を売るテクニックです。
アップセルは、顧客が持っている商品の上位バージョンを売る
テクニックになり、以前にもご紹介した、返報性の法則になります。
そして、返報性の法則=アップセル=譲歩的依頼法になるんだ
そうです。
どちらにしても、あなたは操られていますか?
それとも巧みに操っている方でしょうか?
知らず知らずの内に操られている方が多い気がしますね。
うまく使い分ける側に回りたいものです。
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