私と全日本剣道演武大会(京都大会)

憧れの舞台に立ちたい‼️
そう思ったのは、師匠山本先生が第103回全日本剣道演武大会に初めて出場された時です。
何も知らない私は京都大会に出場されるのだ聞き、何やら凄い大会なんだとビデオ片手に先生の演武を撮影しようと行きました。
京都大会と言われ入口の門を見てビックリ‼️「全日本剣道演武大会」との看板に「全日本?」凄い‼️さらに海外からも参加されている‼️
そして、初めて見た武徳殿にもビックリしました。

開会式からビデオ撮影
山本先生は錬士六段の部に出場
対戦相手は千葉県の清水早苗先生
お互いが凄い気迫で演武された。
演武の後に満面の笑みで清水先生に手作りの胴の飾りを手渡される山本先生の姿は相手に対して感謝と敬意を現された姿に私は感動しました。
そして、剣道誌の「剣道時代」から取材を受けられ「心筋梗塞を克服され憧れの舞台に立つ」とのお題で記事として掲載されました。(集合写真も掲載)
この瞬間に私もこの舞台で演武がしたいと思った。
しかし、リバ剣の私は、まだ剣道三段ぐらいだったか剣道六段で錬士の称号取得が必要と思えば、夢のまた夢
とにかく、出場されるならビデオ撮影しようと先生の背中を追いかけました。
出場回数は10回、10年間ビデオ撮影しました。





毎年、思うのが演武後の山本先生の相手に対する感謝と敬意。見ていて気持ちが良く。
毎回、いつか私も出場したいと思ばかり。
そして、同日出場された市剣道連盟の先生方にもDVDにして渡すことにも努めた。
私の段位も少しづつ上がりはじめる。
剣道四段は一度目は自分勝手に打ちすぎた…二度目は迷いの立合…二度不合格を頂き三度目は良くもなく悪くもなく相手と五分五分だったようでしたが三度目の正直で合格させて頂きました。
剣道五段は嫁さんが防具持ちでついてくれ、そして、尼から雨の中をバイクで応援に来てくださった丸山先生応援もあり、落ち着いて立合ができ相手に対する感謝と敬意を現せるような自身に変わりかけたことに気付いた。
剣道六段はコロナ禍に突入し、二度受審を断念した。
このままではいけないと奮起したのは、頑張る教室の子供たちの姿。
子供たちに指導した分だけ自身も頑張らねばと思い、先ずは自身の思う剣道のあり方を全て否定しよう。打たれる稽古をしよう。
市剣道連盟の先生方の指導を素直に受け止めようから始めました。
半歩攻めて打たれる。
半歩攻めて我慢、打たれる。
攻めたつもりも打たれる。
打ちたくなると後の先。
全てに最初から先生方の剣先が強く四戒の念に殺られている。
少し変化が出てきたきっかけは木刀による剣道基本技稽古法と日本剣道形から学んだ元立ちと掛かり手と打太刀と仕太刀の関係。双方先の気位で…どちらが主導権があるのか?と
そして、素振りの数も増え家の前の電柱が稽古相手になるときも…
県の八段の先生方からは「大事なのは合気だよ」と教えて頂きました。
昨年4月の剣道六段審査には土井先生の付き添いを頂き審査に挑みました。緊張する性格も市剣道連盟の面手ぬぐいを巻いた瞬間に緊張はなくなり、立礼、帯刀、蹲踞、立ち上がり、半歩前、気勢、半歩攻めて我慢、審査員の見やすい位置どり…
剣道六段に合格させて頂きますした。
全て市剣道連盟の先生方のおかげであり、頑張る子供たちからの元気、勇気、笑顔のおかげです。
私は努力しただけです。
本年2月には県の称号審査にて実技と形の合格を頂きました。
残す所、5月の全日本剣道連盟による称号審査に合格すれば
明年、憧れの舞台への出場権を得ることができる。
それまで、努力、また努力して頑張ります‼️



追伸
百秀武道具店の動画
宇賀店長の剣道六段合格は何度も観ました。