東北の桜が咲こうとしているこの時期に、
突然に思い立つ方もいらっしゃるかもしれません。
そうだ!山田に行こう!
山田町って、どうやって行ったらいいのかな。
昨年夏に、私はひとりで山田町に行きました。
はじめての山田町。
極端に方向音痴で、ザ・地図の読めない女であるわたし。
地図を見たら、遠いかも、大変かもって思っていたんですが、
行ってみたらば、あら簡単。
ご参考までに、私が行ったルートをご紹介しますね。
**行き**
東京から新幹線で盛岡に。
盛岡で軽自動車を借りて、沿岸部に向かいました。
まずは国道106号線にのり、目指すは宮古市。
地図で見るとうねうねしていて大変そうにも見えたのですが、
すこぶる快適なドライブでした。
濃い緑に囲まれるきれいな道路をゆっくり走り、
JR山田線を右に見たり左に見たり、
川を眺めたりしながらのんびりと。
基本は片側一車線なので、速い車が来たら追い抜いてもらいます。
道の駅「やまびこ」でジュースを飲んだり、
地元のおばあちゃんがつくった手作りかごを見たり、
おそばを食べたりして、
宮古市に入ったのは2時間半後。
そこから国道45号線に入り、まっすぐ30分ほど行けば山田町。
**帰り**
帰りは、山田町から南に下って、釜石を通り、花巻に行きました。
45号線を走り、釜石から283号線で花巻に向かうだけなので、
迷うことはありません。
なかなかの峠道ではありましたが、私のお目当ては、
途中にある「遠野郷」。
「日本のふるさと」と呼ばれる遠野は、
「昔話かよ!」と叫びたくなるような景色が広がる里山。
行ってきましたよ、カッパが出るというカッパ淵へ。
なるほど今にもカッパが出そうな水辺。
竹竿にきゅうりがぶらさがっていました。
捕獲する気満々じゃないか!
田んぼでナンパされました。
久々にナンパされたと思ったら田んぼ。
山田だから?山田だからなの??トホホ。
花巻には宮沢賢治にまつわるさまざまな施設や、
花巻温泉郷もあって旅気分マックス。
花巻を満喫した後に盛岡に戻り、車を返して、
東北ひとり旅、終了とあいなりました。
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地図だけで見ると「遠いなぁ」という印象でしたが、
「移動」ではなく「旅」ととらえれば、お楽しみが満載の道中。
私のささやかな夢は、仲良しの女子4人で車に乗って山田町にいき、
民宿「乙女荘」に泊まること。
そして、乙女のようなかわいい奥さんのおいしい料理を
みんなでワイワイ食べること。
そうだ!山田に行こう!
思い立ったら、それはもう山田の魔力にかかっているのです。
さあ山田町に出かけよう。
レッツゴー。
レッツゴー。
(山田マチ)