懇親会で飲み過ぎ酔っ払ってしまいましたが、大変楽しかったです。

 

長野県松川町で、全国オーガニック給食協議会主催の視察研修会が開かれました。

お昼には松川中央小学校で調理師さんから昼食を作るところを見せていただき、子ども達が嬉々として給食を運んでるところ、実際に私達も食べさせて頂きました。

 

松川町はオーガニック給食に取り組み始めて5年目でしたが、オーガニックのお米、野菜を利用して、町の栄養士の木下めぐ美さんが調理師さん達と語らいながら一体になって子ども達のために旬の美味しいものにこだわっているだけあって、本当に美味しいものでした。

 

中でも牛乳が美味しくて、お聞きしたら松川町では40年くらい前から隣町の信州市田酪農さんから低温殺菌した搾りたての牛乳を直送して頂いていて、子ども達にも大人気だそうです。

 

午後から中央公民館でいすみ市の鮫田さんが司会で講演。

実際にオーガニック給食を実現させた同町職係長の宮島公香さん、木下めぐ美さん、アドバイザーの吉田太郎さんから、父兄と子ども達、生産者との交流をエピソードを交えながらの感動的な話をお聞きしました。

 

その後雨が強まりましたが、お米農家の久保田さん、野菜農家の牛久保さんの圃場を見学。除草剤、農薬の空中散布もしない有機の栽培法について興味深い話を頂きました。

雨の中の有機農場 視察

 

今回の学習会には国会で超党派の『オーガニック給食を全国に実現する議員連盟』の代表代行の前農水大臣 宮下一郎さんに最初から最後まで参加頂きました。

 

最後、懇親会は町営の清流荘でいすみ市の渡辺課長の司会で先ずは北沢秀公松川町長さんから挨拶、全国から集まったみなさんと地元松川の郷土料理と美味しいお酒を頂きました。

 

全国オーガニック給食協議会では、今年11月8、9日に茨城県の常陸大宮市で市長鈴木定幸さんが実行委員長となって第2回目の全国オーガニック給食フォーラムを開きます。

 

私も同協議会のお手伝いをしていますので吉田太郎、中村小太郎さんと一緒に松川町のお隣塩尻市、飯田市にご案内に伺いました。

 

今回のフォーラムのコンセプトはJAも一緒に給食を変えようですので、JA上伊那にお願いにいきましたら代表理事専務の下島芳幸さんが待っていて下さって、既に伊那市と話し合ってオーガニックの学校給食を実現しているとのことでした。

私が伊那市まで行く時間がないと話すと「私が代わりに渡しておきましょう」と。

嬉しくなりました。

 

翌日の早朝JAみなみ信州を訪ねましたら、寺沢寿男組合長さんがわざわざ松本市から急遽戻ってきて待っていてくださいました。

JAみなみ信州もすごくオーガニック給食に関心があり感動しました。

中央はJAみなみ信州の寺沢組合長、右隣は同組合の管理部長、そして私と中村小太郎さん

 

楽しい信州の旅路でした。