過去2回帝王切開を経験している私は3回目の妊娠も帝王切開を予定していました。
中には帝王切開後でも経膣分娩を選択してVBACをする妊婦さんも沢山いるけど、私は医師と相談して3回目の帝王切開の日にちを予約。
ハワイでは1番はやくても予定日の1週間前(39週から) 予約が可能なので、9/30予定日→9/23 予定帝王切開。
ただ、今までの妊娠で予定日まで持たなかったので…
予定の日より前に陣痛や破水した場合はそのまま帝王切開になります。
ハワイの病院では24時間体制で麻酔科の先生を含む医療チームがいるので、万が一予定前でも緊急帝王切開とはならず、普通にじゃあー始めましょうか!って流れに。

そして案の定37w6で体調が怪しくなる。
夕方のお散歩から帰宅してから感覚はバラバラだけど陣痛が始まる。
痛みはあまりなく、時間も10分〜20分の感覚。
ただの前駆陣痛かなと思い、水分補給したり横になったりしてみても張りはおさまらず。
病院に電話をする決めてとなったのは左の背中から横腹を横切るズキーン!とした痛み。(一瞬だけで痛みはすぐにおさまる)
今までの妊娠で感じたことがない痛みが4回程あり、それも心配だったので病院へ電話。
ここからはちょっと分かりやすく箇条書きで。
18:00- バラバラな張りスタート(たぶん陣痛)
22:30- 病院へ電話。医師も横腹の痛みが心配だから、病   院へ来るようにと指示。
常に暑い妊婦はこの時間でも汗だくだから、病院行く前に軽くシャワー、歯磨き、着替え。
すでに寝ていた上の子達を私の母に託し、陣痛バッグとチャイルドシートを車に詰め込む。
暗い山道、途中でいきなり土砂降りになるため山田は慎重に運転。


23:30- 病院到着。
フロントデスクで身分証明書、身長、体重の確認。 現在の身体の症状などの説明。 病院へ入る前の手続き等の書類へサイン。
山田をロビーに残し、私は病室へと案内される。
ガウンに着替え、尿検査とPCR検査。
PCR検査の結果が出るまで山田はロビーで待機。
陰性→山田は病室への出入りが自由。
陽性→山田は入院期間中ずっと私と一緒に部屋で引きこもる。
どっちみち立ち会い出産は可能です。
結果が出るまで残りの書類に目を通してサイン。

ベビーの心拍モニターと張りがわかるモニターをお腹に設置して、陣痛の状況を様子見。

ドクターがきて、子宮口の様子をみると
すでに3センチ開いてる!
ってことで、もう今夜ベビーを出しちゃいましょうと、帝王切開決定。
早速点滴をスタート。 病院の新しい試みで点滴の中にすでに痛み止めが入っているらしい。 今まで痛みを止めるだけの薬の使い方をしていたのが、最近は痛みの原因を取り除く方法をしているのだとか(私が興奮気味だったからちょっと説明が曖昧でしか覚えてない…)
PCR検査も陰性だったので、山田も病室へ!

手術中も立ち会いが可能なので、山田もイケてる白いボディスーツとヘアキャップにお着替え。
点滴中に担当ドクター、麻酔科医、ナース、が変わりばんこに部屋へきて私と段取りの打ち合わせ。
出産中や産後の希望をここで言います。
私は
delayed cord clamping(臍帯結紮遅延) 
- 産まれた後に胎盤からベビーへもっと血が流れていくように臍の緒を縛るのを遅らせること。

cord blood donation -(さい帯血バンクへのドネーション)
臍の緒に溜まっている血液は幹細胞が豊富なため、病気の治療などに使えます。それを寄付することです。

以前エコー検査で発見された腫瘍の摘出が可能かの相談。

ベビーが生まれた時にするワクチン→Vitamin K の注射、B型肝炎、新生児眼炎の予防薬 (目に塗るゼリーみたいなもの)

全ての確認ができて、

そして点滴1段階目が終わった時点でオペ室の準備が完了!

オペ室までベッドでゴロゴロ…

と見せかけて、
普通に降りてオペ室まで歩きました。笑
麻酔やその他の準備ができるまでは山田はオペ室外で待機です。

次回は実際の帝王切開スタート!