歴史的熱波を記録したシアトル。
金曜日から月曜日にかけて気温が上昇。
今まで涼しかった分、暑いって言っても日本の夏と変わらないでしょーって気楽に考えていたのが…


大誤算!!!!

アパートまさかのエアコン無い。

お引越ししてからエアコンとか考えもしないくらい涼しい夏だったから、そろそろ熱波に備えて付けてみようか!って話てたのに。探してもない。
まさか。何かの間違いなはず!って事務所に聞きに行ったら、
シアトルの家の殆どはエアコンが付いていないらしい。
なぬ⁈

さて困った。
アパートにあるのは各ベッドルームにあるシーリングファンだけ。
リビングは窓だらけ(景色はいいけどとりあえず暑い!)
エアコンを買うにもアパートだから取り付けとか難しいし(そもそも数ヶ月しかいないから引っ越しの時の処分も困る)
扇風機も探しに行くも、すでに売り切れ。
とりあえず日中は涼しい場所を探しに出かけて、夜はさすがに気温も下がるだろうと考える。
これもまた

大誤算!!!!

気温下がんないよ!
風吹いても熱風よ!
意味ないよ!!

大人はまぁなんとか自分の体調管理できるとして、問題は子供達。
ここで
「熱帯夜ヒンヤリしたいよ大作戦〜!」
開始。
(ネーミングセンスゼロ)

まずは冷蔵庫と冷凍庫の中の整理。
・極力スペースを作り出す。
・ジップロックに水を半分くらいまで入れて凍らせる。
(スペースあるだけ作ってみた。)
・ハンドタオルを濡らして凍らせる(ある限り)
・バスタオルは濡らして冷蔵庫で冷やす。
・枕カバー、ベビーベッドのシーツも冷蔵庫!

これで準備完了。

子供はプール感覚で水風呂を何回も出たり入ったり。
普段の寝る時間(20:00) だとまだ激アツすぎて寝れないため、夜更かしを了承する。
そろそろ眠たくなってきたかな?ってところで
子供のベッドの上にタオルを敷いて、準備していた氷ジップロックを寝るであろうスペースに敷く。
寝る直前に回収してまた冷凍庫へ。
シアトルに来てからずっと使っている子供の枕が嬉しい偶然で保冷剤を入れられるスペースがあって、これで頭ヒンヤリ。
凍らせたハンドタオルを首の下に敷く。
濡れて、冷やしていたバスタオルを脚に掛ける(水が蒸発すると熱を一緒に持っていってくれるため。
アイスノンみたいなアイスパックを持たせて、手のひらや手首を冷やすようにと伝えてる。
シーリングファン全快。
これでなんと!
意外と寝てくれた。
夜中に何回か私がタオルやら氷やらを取り替えていたから常にヒンヤリリフレッシュ!

そして1番心配だったベビー。
ベビーベッドに双子同様マットレスの上に氷ジップロックを敷き詰める。
授乳をするにもくっつくと暑いから
授乳中は↓

氷ジップロックの上に同じく凍らせたスタイを脇の下。
湿ってるバスタオルを脚に。
その横にそっと氷ジップロック。
そして今回最高に良かったアイテムが右側に見える青い取っ手が付いてる白い袋。
長い袋の中身は豆が入っていて、アスリートとかが怪我を温めたり冷す時に使用。氷みたいに急激に冷たくなるわけじゃなくてゆるーく冷やしてくれるからベビーにはピッタリだった!

そしてベビーベッドに移動して↓

まずはジップロック回収。
冷蔵庫で冷やしていたシーツを取り付ける。
凍らせたバスタオルを上からかけることによってシーリングファンからの風でベッドの中もヒンヤリ。
(私が寝る前には落下防止のため回収)
両サイドには氷ジップロックが包んであるガーゼタオルをマットレスのサイドに差し込む。
緑の袋の中には巨大アイスブロックが入っていて、
袋を開けた状態で少しでも冷たい空気が行くように。

これも夜中に何回か取り替えたりして夜はしのげたー!
結果私が1番寝不足だったかも笑

日中はもうどうもできないから、電気は使わず、
とりあえず外出と外食。
それでもレストランはどこも数時間待ち…

ショッピングモールはエアコン難民でごった返してて、コロナのソーシャルディスタンスとか言ってる場合じゃない。
あとはこまめに水分補給。
それを促すように塩ビタミンゼリー(日本から持ってきて本当に助かった!)
あとは常に首に冷たいタオルを巻く!

ベビーは首に冷えピタと氷ジップロックで遊ばせてみた(^^)

後日ニュースでみたらシアトルでは家庭にエアコンがあるのが40%だけだとか。
通常ならエアコンいらずの快適な夏なのに近年では気温上昇とともにエアコンを取り付ける家庭も増えたとか。(それでもまだ40%だけど)
今日からやっと気温が下がり今は19度。
住んでいる地域のマックス体感温度は45度まで上がっていたから
もう寒暖差で体調崩しそうー!

とりあえずもう暑くならないで欲しいし、
新記録なんて作らないでいいよ。地球よ。
頼むよ。

何がともあれ乗り越えられて本当によかった。