2024年4月21日
電車に揺られ、西宮へ。
目的は講演会をお聴きするため。
実は2月に観た映画【◯月◯日 区長になる女】で、お恥ずかしながら初めて杉並区長を知りました。
私は現在、基礎自治体の議員という役割りを担い活動させて頂いており、区長とは立場は違いますが、共通することは2つ。
女性であることと選挙に立候補した経験があるという事実。
立候補の経験があるからこそ、映画はとても身近に感じ、グッと入り込んで観た事をよく覚えています。映画では知ることができない背景があるかもしれませんが、区長選挙当時の区の課題や、それまでの区政に疑問をもつ区民の皆さんが理想とする政治を求めた結果なんだろうなぁと改めて感じました。
そんな映画を観た事をきっかけに、今日の講演会に行ってみようと思いました。
映画は当選までのドキュメントでしたが、今日は当選後のお話やご自身の考え方のお話がメインで、参加型民主主義が大切で、それには対話による大きな合意形成と情報公開、説明責任が必要とのお話されました。
ホントにそうだなぁと思います。
講演内容には、これまで私の関心が薄かった内容もあり、改めて理解を深めてみたくなりました。
そして話は全く変わりますが、つい先日、住民の方から掛けていただいた、
『誰しも考えが違うんだから、言っている内容の8割位同じなら応援や協力すべき。少し違うからと言って不満を言うのは簡単。』
との言葉を有り難く感じたとともに、誰かを応援する時もそうありたいと思いました。
何故いきなりこんな話を出したかと言えば、映画を観た時にも同じ様な事を思ったからです。
例えば、考え方は同じなのに小さな意見の相違で縁が切れては、現状を変える力は育たないと感じます。
このブログを書きながら、以前、ある自治体の選挙管理委員をされていた方が、『極端にいえば選挙は現状を変えるためにあるんだよ』とお話されていた事をしみじみ思い返しました。
話があちこち散らかりましたが、応援する側の時も、応援して頂く側の時も、目的を共通認識として持っておくことは大切で、意見が違っても、互いに『何故そう考えるのか』を知っておくこては大切だと改めて感じました。