お墓参りと高千穂の峰。 | 山と道具と

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登山やら、キャンプやら、そしてその道具たち。

◆ お盆は、コロナのため、帰省しなかった。

 で、時期を外して、人の少ない時期を見計らい、

 先週土曜にお墓参りに宮崎に帰った。

↑ 良いお天気!

↑ 墓地には、だ~れも居なくて、貸し切り状態。

  正面が先祖のお墓。中がけっこう、いっぱいなったので、

  このお墓には本家だけが入ることになり、

  その敷地半分をもらって、

  手前側に父の名前でのお墓を4年ほど前に建てた。

 

  実家のある都城には、お墓にも高さ制限がある。

↑ 何が基準でこの高さに決まっているのか、よくわからない。

  各地の霊園でも、制限のあるところが多いようだ。

 

 朝7時過ぎに佐賀を出発し、

 高速道は、八女(やめ)から植木、八代(やっちろ)から人吉まで使って、

 都城にはお昼過ぎに到着。約5時間だ。

 

 お墓参りのあと、実家に寄り、ポストにご仏前を入れて、誰にも会わず離脱した。

 

 午後1時過ぎ。時間があるので、

 6年前に、行ってみたけれど、通路が土砂崩れで観れなかった

 「雄川の滝」に行ってみることにした。

 都城からは約2時間である。

↑ 佐賀からだと片道320キロ、約7時間。

  

↑ 午後3時過ぎ、到着。

  駐車場が広くなってた。

  思いのほか、駐車場はいっぱいである・・・。

↑ こじゃれたカフェも出来てる。ライダーも多い。

↑ 他のお客さんとは距離をとって歩く。

↑ 前々日が台風14号だったので、川の水は濁っているだろうと、

 あまり期待はしていなかったのだが、

 けっこうキレイに澄んでいる。

↑ 来ました! 雄川の滝。

  駐車場から約2キロ 20分歩いた。

 

↑ 皆さん、やはりソーシャルディスタンスには気を遣っていて、

  それぞれ離れて滝の景観を楽しんでいた。

↑ 午後4時ちょうど、雄川の滝駐車場を出発。

  錦江湾を挟んで対岸には富士山のような形をした開聞岳が見える。

↑ 鹿屋(かのや)までは海岸通りを北上。

  正面左手には桜島。

 

  次の目標は高千穂河原だ。

  車中泊して、高千穂の峰山頂から朝日を拝む予定である。

  夜明け前から登る人はそれほど多くない。

  密を避けて登れるだろう。

↑ 約3時間かけて、霧島に到着。

↑ 7時前に車を停め、明日は3時には起床予定なので、

  8時半には就寝予定である。

   寝付け酒の力で無理やり就寝。

↑ 目覚ましアラームで起床し、お湯を沸かし、朝ごパンを摂り、

  荷物をまとめ、3時50分、車外に出た。

  用を足し、準備運動をみっちりやって、

  4時ちょうど、鳥居をくぐって、いざ、登山開始。

 

 日の出は6時ちょうど。

  以前は1時間40分くらいで登ったが、

  最近は体力がかなり落ちているので、2時間を見込んでの出発である。

↑ 月は満月に近かったが、3時前には没していて、真っ暗である。

  ヘッドライトの灯りだけが頼り。途中、ガスも出て視界が悪かった。

   何度も登っているから迷うことはないが、

  初めてで単独行だと、ちょっと不安になるような暗さだった。

↑ 森林地帯を抜け、ガレ場に出た。

  空にはオリオン座が見えた。

↑ 馬の背に出る前に、空の一部がやや白んできたが、

  足元はライト無しでは見えない。

  ヤバイ・・・ここまで1時間を要している・・・。

  日の出に間に合わないかもしれない・・・

↑ せとおに着いた頃には、ライト無しでも見えるようになってきた。

 錦江湾の真ん中にぽっかり浮かぶ桜島。

 その左奥には、開聞岳が小さく見える。

  出発からすでに1時間半近くかかっている・・・。

 あと30分で登り切れるのか・・・

↑ 5時55分!

  なんとか日の出前に登頂できた!

↑ 日の出まで、周囲をぐるっと一回り。

↑ 雲海が、がっつり広がっている。

  頂上にはすでに7~8人の先客がいた。

↑ 地平線の奥が、オレンジ色に染まる。

  いよいよ日の出だ。

↑ 皇紀 2,681年9月19日 6時3分の日の出。

↑ 美しい日の出に見入ってしまう。

 

↑ 残念だったのは、

  頂上の立ち入り禁止の柵の中に入り込んでいるおじさんが居たことだ。

  若いモンならいざ知らす、

  いい歳をして神聖な山の神様の領域に勝手に入るのって、

  今までどんな生き方をしてきたのか。

   もちろん一言注意したが、聞こえないふりをされた。

  まぁ、その程度の人間ってことなんでしょう。

 

↑ 日の出の反対側には、高千穂の峰の影が。

  好きだなぁ、これ。

↑ 韓国(からくに)岳山頂も、雲は無い。

  韓国岳からの日の出は、

  この高千穂の峰越しに見える。

  次回の日の出登山は、韓国岳かな。

 ↑ 6時20分。 高千穂の峰の影を見ながら下山。

   下りは早い。

   1時間10分で高千穂河原に着いた。

 

   整理体操を時間をかけてゆっくり、しっかりやって、

   8時前に、佐賀に向け、出発した。

 

   熊本市内がちょっと混んで、

  5時間半をかけて、午後1時半、佐賀に帰り着いた。

 

  ちなみに、人吉~八代間の高速料金は、

  国道219号線が昨年5月の豪雨で通行止めが続いていて、

  生活道代替え路線として、タダである。

  

 

  この2日間で、誰かに声をかけたのは、

  食材調達で寄ったコンビニで、袋の有無を聞かれて

  「要らないです。」と答えたのと、

  山頂でオヤジに注意した2言だけだった・・・。

 

  感染者の数はだいぶ減っては来ているけど、

  宣言は解除されても、感染対策はしっかり続けないとなぁ。

 

 

  さて、

  ニュースは自民総裁選で盛り上がってる。

 

  批判しかできないどこか野党の人は、

  総裁選するな!コロナ対策しろ!、と相変わらずピンボケ発言。

  今までもコロナ以外にもやるべき課題はいくらでもあって、

  何かをやれば、それだけに集中してるわけではない。

  こんな発言、自身が執着する一つのことしか出来ないって宣言しているようなもの。

  ただでさえ支持率(信頼)ないのに、益々自分で評価を下げてどうするのだろう。

  これからの国をよりよくするために、もうちょと頑張ってほしい。

 

  個人的には高市氏推しだけど、河野氏が有力なのかなぁ。

  ほかのお二人は、う~ん、ってカンジ。

  特に最後に出た野田氏は、

  戦力外通告を受けた二階氏が、これからも影響力を示そうと、

  推薦人を用意してあげて土俵に乗ってきたような人。

  ようは二階氏の影武者。

  日本より、どこかの国を見て動くのは、やめて欲しいなぁ。

 

  ・・・・どうなることやら。