これもある意味山道具?モデルガンの話し。序章。 | 山と道具と

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登山やら、キャンプやら、そしてその道具たち。

◆ 先日、実家に帰った時に、私の古いコレクションであるモデルガンの手入れでもしてみようか、と引っ張り出してみた。



↑ まずは長モノ。ライフル系。

  一番古いのは左側のハドソン製 M3A1 通称グリスガン。上のデカイのはドラグノフもどきの電動ガン(エアガン)だ。右下は自衛隊の7,62mm64式小銃。TOP製の電動ガンではなく、ホビーフィックスのモデルガンである。5~6年ぶりに見てみたが、目立ったサビもなくホッとした。

↑ 次に拳銃。上がマルシン製のベレッタM9(モデルガン)、下は同じくマルシンの「ベレッタM9無発火モデル。ダミーカート仕様」

↑ グリスガンの本体はスチール(鉄板)製なので、サビが心配だったが、ほとんどキレイな状態だ。

 ただし・・・・

↑ スチールの部分はイイのだが、チャンバー(薬室)周りの亜鉛ダイカスト製の部分が・・・・

↑ 経年変化でもうボロボロである。何しろ37~8年以上も前の製品である・・・・

 このグリスガンのような、本体がスチール製のモデルガンは、昭和52年に規制され、製造・販売はおろか、個人的な売買も譲渡さえもできなくなった。当時、改造モデルガンを使った犯罪が多発し、当局が犯罪を犯す人間の取り締まりより、道具の方を取り締まった結果だった。

  譲渡も法律違反になるため、私が死ぬときは廃棄処分するしかない・・・・・

 今でも「金属」製のモデルガンがあるが、粘りのあるスチール製ではなく、衝撃に弱い亜鉛ダイカスト製なのである。



↑ 20年ほど前に発売されたホビーフィックス製の64式小銃。無発火ダミーカート仕様である。こべてみたら、本物の64式小銃とモデルガンの値段がほぼ同じだった・・・。

↑ ドラグノフもどきの電動ガン。これも20年近く前に購入したもの。今では本物のドラグノフに近いカタチの電動ガンなどがあるが、当時はこれしか無かった(無可動実銃を除いては…)。AK47をベースにしたカスタムガンである。本体は亜鉛ダイカストでかなりの重量がある。ストックはプラではなく木ストである。

 コイツに暗視眼鏡 を着けて、ナイトサバゲー(サバイバルゲーム)で何度か使ったが、じっと待っているだけのスナイパー役はイマイチ自分には合わなかったような記憶がある・・・・・



↑ 箱の中にはエアガンの拳銃がごろごろ入っている。20年くらい前までは利根川の河川敷や富士の山の中でサバゲーに使っていたが、さすがに「テッポウごっこ」も20代で卒業の感じがしたし、特に九州に来てからは、周りにそんな遊びをする人もいなかったので、今では「思い出多きおもちゃたち」なので、「捨てるのがもったいない」から未だに持っているワケだ。



↑ ハンドガンの下からは、MGC製のステンマークが出てきた。これもスチール製。例によって規制前の製品である。



↑ このステンのマガジン(弾倉)は、シュマイザーMP38のヤツの使い回しなのであった・・・。


  これらの金属モデルはカラ拭きして薄く油を引いてまた、元の所に置いてきた。

   この次にモデルガンのネタをやる時には、転勤の度に連れ回しているスターリングやM1897、M31RSなどの規制前モデルなども記録として残しておきたいなぁ・・・・