仕事帰りの電車の中。
通路を挟んだ座席に私立小学生の女の子が寝ていました。
学年は、小学1年生が2年生くらい。
小さい体で毎日カバン背負って電車で通学してるんだなぁ、疲れるよねーと微笑ましく思ってたんですネガオカワイイ
でも、だんだん心配になって。
本当に爆睡してるみたいで、お口もポカンと開くぐらいに
どこで降りるんだろう。
次の駅かな?
起きなかった。
うーん、大丈夫かな、寝過ごしてないかな。
隣には大人の女性が座っていました。
お母さんかな?
でも、ちっとも女の子を見ないから、他人かな。
声掛けて起こしてみようかな。
でも、お母さんだったらギョッとされるよね
どうしよう。
電車は新快速なので、停車駅は少なくて一駅過ぎるだけで遠くに移動します。
凄く遠くまで行っちゃったらきっと怖いよね。
どーーしよ
気になって仕方ない。ソワソワする。
いよいよ私の降りる駅に着きます。
もう、ここで起きなかったら起こそう!
駅に着いたら、隣の女性はその子を見ることもなく降りていきました。
他人かーい‼️
慌てて肩を軽くトントンして声を掛けました。
起きて!起きて!どこで降りるの?
でも、まったく起きてくれなくてネスギ
えーーー!起きてくれない
ドアが閉まっちゃう!
ほっぺたを挟んで揺らしました。
起きて!起きて!◯◯駅だよ!どこで降りるの?
すると、パチっと目が開きました。
えー!◯◯駅⁈
慌てて立ち上がり降りようとしました。
私は先に出て、早く!降りて!と叫びました。
ドアがガーンと閉まり掛けて、その瞬間にその子も飛び出しました。
はーーー、怖かった。
これ乗り過ごすと、結構遠くまで行っちゃうのです。
起こしてよかった…。
その子は下を向いて泣きそうです。
すると、その子と同じ制服の2人組の女の子が寄ってきて、「もう私たちがいるので大丈夫です。もういいです。」とけっこう強い口調で私に言ってきました。
お、そうなの?ならいいけど…。
なんかその2人から拒絶感があったので、私はその子から離れました。
不審者と思われたのかなー
様子を見てると、反対のホームはあっちだから、と階段を指差してすぐ別れていました。
うーん、知らない駅だしホームまで一緒に降りてあげたかったなぁ。
まぁ、乗る電車で迷うことはない路線だから大丈夫かな。
でもね、その2人組、電車の中でもきっとその子の近くにいたと思うんですよね。
じゃ、なんで起こしてあげなかったの?
と、気持ちがモヤモヤ。
でも、その子が凄く遠くの駅まで寝過ごさなくて良かった。
たとえお節介だとしても、声掛けって大切だなって思いました
違うなら、勘違いで良かったです!で済む事ですものね。
この自分の気持ちは大切にしていこうと思います