ゴールデンウィークが終わり、いよいよCTの日です。
撮影が終わり、先生に呼ばれました。
いつものことですが、先生は初回のCTの画像から比較しながら説明していきます。
今回を含め初診から合わせて4回のCTを撮りました。
初回は上顎洞には膿がパンパンにいっぱい溜まりに溜まっており、耳鼻科で手術を宣告されている状態です。
2回目、洗浄を1か月半ほどがんばり、上顎洞が鼻腔と繋がり、めでたく洗浄が終わってからの撮影です。粘膜はまだ腫れていますが少し落ち着いてきて膿の量も上顎洞の半分くらいになっている状態です。
3回目、粘膜は一部腫れはあるものの殆ど腫れは引いており、膿は無くなっている状態です。薬の服用は続いています。
そして、今回4回目です。薬の服用は終了しています。
さて、どうなっているでしょうか。
ジャジャーン!
本当に粘膜の腫れは全くなく、膿の発生もありません
ついについに完治しました!
上顎洞と口腔内の境目の骨はまだありませんが、先生曰く「白いモヤがかかったように見えるので、少しずつ骨の再生がされていると思われる。そのうち骨も戻るだろう。最後まで完治するのを確認したいなら、CT撮影は2年後くらいでいいよ。」とのことでした。
骨の再生には随分時間がかかりますね...。
歯茎の違和感は、もう上顎洞炎の範疇ではなく、口腔内の治療の範疇になるそうです。
だって、上顎洞は綺麗になっているので問題はありません。
治療する事がないそうです。
おそらく、抜いた親知らずに隣接していた、左上の一番奥の歯(現在の奥歯)は、骨の消失によって骨で支えられておらず、歯茎の中で歯の半分がむき出しの状態で刺さっているので、これにより違和感と鈍痛が起こっているのはないか、とのことです。
これは、定期的なメンテナンスの中で注意して見ていけばいいらしいです。
腫れや痛みが発生するなら、その時に歯茎に直接薬を処方するそうです。
今まで歯のメンテナンスは、親知らずを抜いた歯医者でしていました。
ですが、これからはこちらの口腔外科でしてもらうことにしました。
その方が何かトラブルが起こった時でも対応が早いはずです。
メンテナンスの予約を6月末に入れて、病院を後にしました。
ついに、ついに長かった上顎洞炎の治療は終わりました。
先生にも、ほぼ1年かかったなぁ、長かったけど治ってよかったなーと言われました。
一時は手術しか方法はないと思われ、もしかしたら手術してもすっきり治らないかもしれない、と不安に思う日々でした。
なので、完治したのは本当に本当に嬉しくて幸せです!
ここまで、長いお話になりました。
読んでくださりありがとうございます。
次回で上顎洞炎のお話は最後になります。
これまでの治療を振り返り、私の思いを少し書いてみたいと思います。