ちょっとした、さもないつぶやきです。
コロナ渦も手伝って、SNSやYouTubeを観て時間を過ごすことが多くなりました。
なんとなくダラダラと時間を過ごして1日が経ってしまい、去年末くらいから、少し何か違うことがしたいな、と思っていました。
そして、まずは簡単にできること。
金曜日がお休みなので、この日はアマゾンプライムで映画を1本観ることにしました。
いい時代です。映画を家で選んで観られるのですから。
昭和の頃の子どもの私が知ったら、びっくりするでしょうね。
すでに何本も観ていますが、今日観た映画は
「42~世界を変えた男~」
この映画は、息子が中学校の英語の先生から紹介されたそうです。
そして、この映画を見た息子が、すごくいい映画だったので私も観た方がいい、と勧めてくれました。
本当にいい映画でした。
2013年の映画、10年前の映画ですが、古さなど一切感じませんでした。
私は野球にさほど興味はありませんが、始めからグイグイひきこまれました。
息子も同じくなので、この映画が素晴らしかったのですね。
大リーグでプレーをした黒人選手、ジャッキーロビンソンの事実に基づいたお話です。
第二次世界大戦が終わってすぐの頃、まだまだ肌の色の違いで差別が行われていた時代です。
そんな時代に大リーグでたった一人だけの黒人選手。
映画の中では、私が苦しくなるほどの差別の言葉や行動を見せつけられました。
それでも、人は変わる。
差別とは何か?人の尊厳とは?大人としての行動は?
色々と心に考える機会をくれた映画です。
今、彼が付けていた背番号42は大リーグでは永久欠番だそうです。
なので、アメリカの選手が日本でプレーするとき、彼をリスペクトして42を好んでつけることも結構あるそうですよ。
そして、大リーグでは毎年4月15日は、選手全員が42番をつけてプレーするそうです。このあたりも映画を観ると深い意味があることがわかります。
人って、なんだこの生き物って思う時もあるけど、
人って素晴らしいな、と思うことも多くあるんですよね。
不思議な生き物だな、と思います。
今年はWBCに沸いた年です。
大リーグでの歴史的な出来事を知ると、視点が広くなりもっと楽しめるな、と思いました。
家族で観るのもオススメの映画です。
ちなみに、ハリソン・フォードが出演しています。
時間を重ねてとても深みのある素敵な役者さんになっていました。
今だと、80歳を超えているくらいでしょうか。
わかっているつもりですが、時間の流れにとても驚きました。