上顎洞洗浄の治療が始まりました。
まず、説明を受けました。
抜歯した親知らずがあった場所の歯茎を切って、上顎洞を交通させる。
私は、上顎洞と口腔内を区切る骨は、炎症によっての膿で溶けて無くなっていたのでこの方法がベストであったと思われます。
上顎洞洗浄は、鼻からのアプローチでされることもあるそうです。
この場合は耳鼻科での治療となります。
いくつか耳鼻科での洗浄の体験談のブログを読みましたが、少し辛そうな印象でした
私は口腔外科で口腔内からの洗浄です。
どういう治療になるのか未知の世界でした。
洗浄は症状が改善されるまで継続します。
最初のうちは2日に1回通います(近所で良かったです)。
なので、切って開けた歯茎の穴は塞がずそのままにします。
穴があいたままの状態なので、洗浄治療中の普段は、入れ歯のようなものを歯茎にはめて開けた穴にフタをして過ごします。
素材はプラスチックのような固い素材でした。
まず初日はフタの型取りをしました。
歯科医で歯型をとるような手順に似ていました。
私は歯科医でマウスピースを作ったことがあります。
これを寝ている間上の歯にガボッとはめて、歯ぎしりから歯を守るのです。
今回のフタはこれに似ていました。
フタは奥の歯茎を塞ぐ部分だけでいいので、このマウスピースより短い形です。
赤で囲った大きさくらいだと思います。
実際にこのフタを外したものを見たことはありません。
私が見る時は歯茎にはめられた状態で、自宅で口をあけて鏡で見たくらいです。
このフタが出来上がってから、歯茎を切って洗浄が始まることになります。
いざとなると、歯茎を切って穴を開けるっていうのが怖くて怖くて
そして、穴をあけたままにしておくってどういう状態?
傷は穴が開いている間ずっと痛み続けるの?血はたくさん出るの?
先生に聞いてみました。
「まぁ、切るけど麻酔をするし、切った後の痛みは歯を抜いた後より全然ラクやと思うよ。歯は抜いた後の傷は大きいからねえ。切る方がマシやと思うよ。当日は痛むかもしれへんけど、すぐ痛みは落ち着くと思うよ。」
そうなんだ、少しホッとしました。
最初のうちは2日に1回なので、週に3回月水金に通うことにしました。
フタの型ができる1週間後から洗浄が実際に始まります。