漢方薬を1週間服用して、再び漢方の病院に診察に行きました。
血液検査の結果、体に炎症が起こっているような数値は出ていない、と言われました。
なので、溜まっている膿が排出されることが大切なんだと思います。
服用して1週間で何か変化はあったか、を聞かれました。
鼻から喉の奥へ膿がダラダラと流れているので(後鼻漏)、常にタンが絡む感じがあること(このせいで、いつもガラガラ声になるのが嫌でした)
左の鼻の空気の通りが、スカーっと筒抜け感があること
頭を下げるととても臭いこと
など、これまでの症状からの改善は見られないことを伝えました。
ただ、一度だけ喉の奥へゴボッと小さめの梅干しくらいの大きさの膿の塊が落ちてきたことはありました。
この現象は今まで起きたことがなかったので、
もしかしたら、この調子で膿がドンドン排出されるかも?なんて期待しました。
先生も、それはいい兆候かもしれないので続けてみましょう、とのことでした。
漢方の先生は、さらに2週間分の漢方を処方してくれました。
2週間分の漢方を飲み切る少し前に診察に行きました。
残念ながら、私の症状に改善は感じられませんでした。
ただ、漢方は長期に飲んで改善を促すことがメインなので、短期間での改善は難しいと思います。
でも、のんびりできないのは、私の場合手術の日が迫っているからです。
先生は漢方を飲んで症状が少しでも改善されているか、一度耳鼻科などで診てもらった方がいいと思う、言われました。
この漢方の病院では、症状はお話しするだけでCT撮影などで具体的に診る事ができないのです。
改善が見られたら、このまま漢方の服用を続けましょう、とのことでした。
私も漢方を飲んで、少しでも症状の改善があるのか知りたかったのでCT撮影ができる病院を探しました。
最初に歯性上顎洞炎で通院を始めた耳鼻科さんには行きたくなかったので...
と言うか、行けません。
紹介された総合病院で手術の予定が入っているのに、手術を避けるために漢方の病院に行って漢方を服用したから改善されているかCTを撮って診てほしい、なんて言えません
そこで、私は家の近くに口腔外科があることを知りました。
耳鼻科ではなく、口腔外科を選びました。
気になる事があったからです。
自転車で5分くらいの距離です。
口腔外科ならCTも撮れるはず。
手術前の7月7日の総合病院での麻酔科の診察日も迫っています。
私はすぐに電話をしました。
受付の方に、今までの経緯を簡単に説明しました。
抜歯をして上顎洞との交通をして歯性上顎洞炎になり膿がパンパンに溜まっていること。
そして!これを伝えたかった!
抜いた場所は骨の再生はまだだけど、歯茎で穴は塞がっているけれど、鈍痛がずっとすること!
手術の予定はあるけれど、どうしても気になるので診てほしい、と伝えました。
漢方の話は言いませんでした。
近所の口腔外科は、すぐに診てくれるとのことで、診察の予約を取りました。
この時が、7月に入ってすぐくらいです。
ここから、私の治療方針は大きく変わることになるのです。