抜歯前のレントゲンと3Ðでの画像を確認した先生は、

「しっかりとシミュレーションをしておきますね」

シミュレーションかぁ、本当にやったことない感じだなぁ。

あれだけ難しい抜歯だと言っていたので心配はありました。

だって、最初は大学病院の口腔外科でしてね、って言ってたのですから。

 

でも、この先生に下の親知らず2本抜歯してもらっているし、この先生と出会うきっかけになった一つ前の歯科医とトラブルになった、にっちもさっちもいかなくなった右上の奥歯の抜歯を処置してもらっていました。

 

先生がやりましょか?って言うんだから大丈夫やわ。

そう思って抜歯をお願いしました。

 

数日後、抜歯は大変そうでしたが、何とか抜くことができました。

でも、結果はやはり大きな穴が空いてしまいましたショボーン

口腔内と上顎洞の交通です。

歯と骨が癒着していて、骨も一緒に歯にくっついて取れてしまった、とのこと。

2cm近くの大きな穴が空いてしまった、と言われました。

でも、先生いわく問題なければ、まずは次第に歯茎が埋まり、1年近くかけて骨が再生して治ります、と。

 

私は空いた穴に歯が落ち込まなかったことにホッとしました。

そして、先生の言う通り治っていくんだろう、信じていました。

 

その後は、抗生物質を3日分処方され、数日後と1週間後の抜歯の消毒や経過観察も行きましたが、問題なくキズは塞がっていってます、と言われたので安心していました。

でもその後、私には気になることがあったのです。

抜歯の穴から苦みのあるくさい水分(粘液?)が少しづつにじみ出ているのです。

先生に尋ねると、「副鼻腔炎になって膿んでるのかもしれないな、でも穴は順調に治っていっているので、様子を見ましょう」と言われました。

 

今になってみると、この時点で口腔外科に診てもらい対応するべきだったのだと思います。

でも、私はそのまま様子をみても大丈夫だと、そのまま放置するのです。

 

そして、ついに症状が大爆発を起こすことになるのです。