管理人さんに言っても、何もしてくれない事がわかった。
なら、管理会社に電話しよう。
当マンションの担当さんに繋いでもらう。
我が家の庭にタヌキみたいな獣が来る。
庭が掘り起こされて荒らされて大変なことになっている。
追っ払ってもその時だけで、
埋め戻しても朝になったら掘られまくっている。
何とかしてほしい。
すると、担当さんは、
「市役所に電話しました?駆除対応をしてくれると思うので
ご自身で電話してみてください。本人から電話した方が対応が早いと思います。」
そうなの?私がするの?
いまいち腑に落ちない気持ちではあるけど、
電話を切り、すぐ市役所に電話。
獣が自宅の庭に出没して困る、と伝えると担当部署に電話を回してくれる。
事情を話すと、
「その生き物は本当にタヌキで間違いないですか?
タヌキだと市の駆除対象ではないので何もできません。本当にタヌキですか?」
私「えーっと...遠目でタヌキみたいに見えただけで、素人なのでタヌキだと断定はできないです。何なのかはハッキリとはわかりません。」
市役所「わかりました。それと、マンションは分譲ですね。ただ、庭は専有ではないとなると、管理会社や理事会からの対応になります。」
私「管理会社に電話して直接電話してくれ、と言われたのですが...」
市役所「それでも、市が駆除対応する事を管理会社から了承をもらう必要があります。」
私「わかりました。では再度、管理会社に電話してみます。」
もーーーー!
また管理会社の担当さんに電話する。
「あー、問題ないですよ!そちらで動いてもらって大丈夫です!」
謎のタヌキみたいな獣が出没しているだけでも、心がゾワゾワしているのに。
溜息をつきつつ、再度市役所に電話して管理会社から了承をもらった旨を伝える。
市役所「わかりました、ではこの地区を担当している猟友会の電話番号をお伝えします。ご自身で連絡を取って、やり取りしてください。」
また電話するのかぁ。
少し気持ちが疲れたよ。
というか、自分の人生で猟友会さんと繋がる出来事が起きるとは
想像だにしていなかった。
それに、「猟友会」という組織の人が自分の住む地区の担当を持っていたことにも驚いた。
でも、猟友会さんに任せたらすぐに解決するはず。
だって、猟友会だよ!獣の専門家やん。
と、毎朝庭に出て掘られているのを目にして、全て埋め戻す、という作業から近々開放されると思うと気持ちが少し落ち着いた。