リハビリ病院では、頸髄損傷の人は日常生活動作訓練として着替えが出来るように訓練します。

その時にベッドで長座姿勢になり膝を曲げて靴下を履きます。

ズボンも同じ用にして履きます。お尻を浮かしたりして最後まで引き上げるのが難しい。

靴は車椅子で膝を曲げて履く人が多い。


自分は長座が出来ない膝曲がらないから全く出来ない生活をおくってました。

介助がないと出来ない項目だった。


センターに入所して訓練をして靴は爪先が入れば履ける物なら履けるようになりました。当然紐は結ぶ事は出来ないから履かないです。


短い足首までの靴下なら椅子に座り膝を曲げて何とか親指にひっかけて履きます。

長いのは難しいからはきません。


とにかく腰が前曲がらないのです。
基本的に上半身が曲がらないで鉄板に挟まれてる感じが頸髄損傷してすぐにありました。
呼吸も苦しく、胸辺りの筋肉は未だに動かず筋肉もない。骨がむき出しになってました。最近は体重が増え普通見えるけれど、動きません。
だから深呼吸は出来ない。
皆さん手足の事を良く話ますが、麻痺は首からしたなので酷いんですね。
良く体幹がないと言うんです。
単純に腹筋背筋が出来ないと思われるかもしれないけど、麻痺して筋肉が動かせずに筋力0です。
自分を支える事が出来ない状態
なかなか理解してもらえないんですが、椅子に座ります。座を維持できないから前に倒れます。
力が抜けた状態のようにバタと!
そして起き上がるのが普通ですが、起き上がる事が出来ません。筋力0です。
車椅子だとそのまま前に落ちる可能性もあります。
ちょと思った人がいると思うけど、手で起き上がれるんじゃないかな?
当然手の力もありません。
リハビリして何とか起き上がる為の筋肉を鍛えないと、車椅子に乗って前に倒れたら終わります。
自分もリハビリ病院入院中に前に倒れたら起き上がる事が出来なくて廊下で苦戦しました。周りのスタッフは見ても通り過ぎるだけでした。
もう終わりだと思った。
助けて欲しいのに見て通り過ぎるだけのスタッフ一時間位したら、OTの方が本来は助けて上げないのがルールだけど、一時間ももがいてるからと起こしにきた。
次の日から体幹ベルト(胸にベルトを巻く)がついたのを覚えます。