病院に運ばれ検査が終わって先生の話が終わり病室に移る事になった時に、先生オシッコがしたいと言った。

頸椎損傷の人は分かると思うけど、排泄障害になりオシッコや便を出す事ができなくなります。

だからその時は、オシッコがしたい訳じゃなくて雰囲気で言ったのだろう。


すぐに看護師さんが大丈夫ですよっていいながら何かを取り付けた。

そう!カテーテルだった。


それから入院中は看護師さんから、尿路感染とか起こさない様にお水を飲んでください。その水が飲めないのですよ。

ナースコールして飲ませてもらうのですが、やっぱり沢山飲めません。

後食事は食べさせてもらうのですが、ベッドに寝た状態で食べるのは大変でした。

そして歯みがきもやってくれます。

うがいが難しく、始めにお水を出せなくて口から噴水の様に、看護師さんに命中したのを覚えてます。ベッド角度を40度まで上げて良いと許可が出るまでは食事も大変でした。


もっと辛いのが排便です。

病院の排便は4日に1回だったんですが、

何が大変なの?それは排便よりも、オナラが出ない事です。4日出ないままなのです。寝たきりだからお腹に圧がかからないのです。体幹がないから自力で出せないのです。


排便は浣腸で、すぐに溜まってるガスが止めどなくでていきます。

便が出ない時は摘便をする事になるんだけど始めての摘便は何が起こったのかわからないままで終わりました。