田舎に嫁いだら大変なことになった

田舎に嫁いだら大変なことになった

結婚を期に夫の地元(ド田舎)へ移住。不便ながらも平穏に暮らしていたが、3年前、義兄の借金発覚。そして夫の不倫が発覚しました。

私は仕事を退職して、

夫の田舎に嫁いで来た。




独身の頃、仕事は営業をしていたので

毎日数字のプレッシャーで押し潰れそうでした。




お給料がそこそこ良かったことと、

同期に恵まれていたのでなんとか続けられていました。




そんな時に夫と結婚を決め退職。




正直仕事がきつかったことと、

夫との遠距離がしんどくて早く一緒に居たいラブ

という理由でした。




夫の地元に引っ越して来てからは、

しばらく失業保険をもらってゆっくりさせてもらおうと思い、

2ヶ月間は働かずにのんびり過ごしていた。





これが後にいけなかったんですが...

また別で書きます。







友達も居ないので、夫の両親からは

「昼間暇な時はうちに遊びに来ていいのよ!」

と言われていた。




気を使うので丁寧にお断りしてましたが汗







ある日夫から

「はちは明日何か予定ある?」と聞かれた。





予定なんて無いこと知ってるくせに。




私「んー特に何も無いけど...」





夫「明日さー、ばぁちゃんを病院まで連れて行ってもらえないかな?」





私「おばぁちゃんどうしたの?」





夫「眼科の定期検診だってさ。いつも母ちゃんが連れて行ってるんだけど、明日は仕事が忙しくて手が離せないらしくて。俺も自分の仕事があるし、はちが暇なら代わりに連れてってもらえないかな?」





私「あっ...そうなんだ。みんなお仕事だもんね。いいよ私が連れて行くね」




夫「ありがとう、親にも連絡しておくから。そしたら朝8時に実家へ行って来てくれる?」





私「わかった...」





この頃はいい嫁キャンペーン中でしたね笑い泣き





みんなは働いているのに、自分だけ仕事をしていない罪悪感もありました。









次の日





義実家へ行くと庭で義母と祖母(夫の祖母)が待っていた。




※同じ敷地内に夫の実家と、

夫の祖母の家があります。




義母「はちちゃん今日はごめんねぇ。私が連れて行ければ良かったんだけど汗





私「全然大丈夫ですよ。ちょうど(?)予定もなくて時間もあったので!」





祖母「はちちゃん、よろしくね〜。自分で運転できなくて病院も遠いもんだから誰かに乗せて行ってもらわないといけなくてね〜。」




義母「さぁ、おばあちゃんはちちゃんの車に乗って。もうすぐA子さんも来るから」






A子さん??





義母「あ、ほら来たわよ!A子さんこっちよー!」





夫の祖母と同じ歳くらいの

おばあちゃんが歩いてきた。






A子「おはよう。あらぁ〜初めまして。孫の嫁さんね〜。今日はごめんなさいねぇ。一緒に連れてってもらえるそうで」





このA子さんは、

近所に住んでいる祖母のお友達だそうです。





というか、もう1人乗るって

聞いてないんですけど!!!笑い泣き





義母「はちちゃんごめんねぇ〜A子さんも病院へ行く手段が無いから、一緒にお願いしてもいいかしら?」





私「全然大丈夫ですよ笑い泣き





ということで眼科まで車走らせること約30分





診察が終わるまで待つこと2時間

※病院の数も少ないので評判がいいところは集中してしまいます...




帰りは3人でお蕎麦を食べて帰りました車





相変わらず方言が強くて

話の8割なんて言ってるかわからなかったです笑い泣き





そんな私でも

今ではだいぶ聴き取れるようになりましたよ!





病院から帰って来て、夫の祖母から

これ、ガソリン代に使いなさいねと

5,000円をいただきました。




お金はその場では受け取りましたが、後で夫からこっそり返してもらいました汗





祖母「今日はありがとうねぇ。はちちゃんも忙しいのに。




私たち年寄りは運転できなくなると病院も誰かに頼んで連れて行ってもらわないとだからねぇ。。




今日は孫の嫁さんに連れて行ってもらえて嬉しかったぁ。」




と言っていて、なんだか切なくなった。





都心部だと歩いて、バス、タクシーですぐいける所に病院があるのでしょうが...





おばあちゃんのせいでもないのにね





私は老後住むなら、ある程度病院も近くて利便性の良い所に住みたいです。





田舎で暮らしてみてそう思いました。









ちなみにその日帰宅して夫に聞いてみた。




私「優も今までおばあちゃん病院連れて行ったりしてたの?」





夫「いや、無いよ!」





いや無いんかい真顔真顔真顔