今日はアンプ選びに悩んでいる友人に頼まれて、店に試聴しに行ってきました。
試聴したのは、アキュフェーズE-460、E-560、ラックスマンL-590AXの3機種です。
プレーヤーとスピーカーは友人に合わせてエソテリックとJBLにしてもらい、持参したCDラテンバイオリニストSAYAKAのパルマ・アバネーラをかけて貰いました。
まずはラックスマンL-590AXです。
最初のギターソロからJBLのスピーカーとは思えない程滑らかな音に美しい響きが何処までも伸びていく感じです。
バイオリンの定位、ニュアンスも完璧。
低域の量感や駆動力も否の付け所がありません!
先月自分が買ったマランツPM-11S2とは別格の美しさです。
続いてアキュフェーズE-460です。
価格的にはL-590AXとあまり変わりませんが、音が出た瞬間、その固さと響きの無さに驚きました。
音像も非常に前へ前へ出てくるタイプで、JBLスピーカーらしいといえばらしいのですが、L-590AXと比べると雑な感じは拭えません。
そこで選手交代、兄貴分のE-560です。
E-560は少々高価になりますが、L-590AXと同じ純A級動作のアンプということで、期待して聴きました。
音はE-460の固さはそのままに響きが滑らかになった感じです。
パワーも有り、雑さも殆んど感じなくなりました。
しかし、L-590AXの完璧なバランスと比べるとわざわざ高い金額を出してE-560を選ぶかどうか疑問です。
あくまで主観的感想ですが、今回はL-590AXの圧勝に感じました。
せっかくアンプ買ったばかりなのに非常に耳に毒な試聴でしたが、いろいろ勉強になりました。