塚田三喜夫さんのデビュー曲「夏の終わりに」を作詞、作曲した方について
アドバイスしていただいたので、調べてみたら驚いたことがいくつもありました。


作詞をしたのは中里綴(なかざとつづる)さん。 
聞いたことないなあと思っていたら、なんと
江美 早苗さんと言う名で芸能生活していた方でした。

江美早苗?なんか聞いたことあるような・・・

古い方ならご存知、
江美早苗さんは、西野バレエ団の
金井克子 奈美悦子 由美かおる 原田糸子と並んで5人娘と呼ばれていた方だったのです。
島根県松江市出身68年頃デビューし歌って踊れるタレントとして活躍し、その後、女優として活動する傍ら「新婚さんいらっしゃい!」の初代司会もつとめていらっしゃいました。

その後72年に引退し中里綴と言う名前で作詞家として、主に作曲家としての田山雅充と組んで多くの楽曲の作詞を手がけるようになります。(下は江美早苗時代の本人)

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南沙織、中森明菜、少年隊などにも楽曲の作詞を提供し、
とくに南沙織の「人恋しくて」1975年8月1日発売は、
その年末には『第17回日本レコード大賞』で歌唱賞を受賞したくらいの大ヒットとなりました。

暮れそうで暮れないたそがれどきは・・♪ で始まる切ない詞が印象的な作品です。


「夏の終わりに」は翌年の76年ですから、当時超売れっ子の作詞家が詞を手掛けたくらいですので、新人塚田三喜夫さんへの期待度の高さを物語ります。


江美早苗さんは、1988年3月5日、復縁を要求して付きまとっていた音楽プロデューサーの元夫に自宅に侵入され、全身の40か所も刺されて殺害されたそうです。
今で言うストーカー事件で、マスコミにも大きく取り扱われました。

才能が有る方だったのに、不幸な最期になられてとても残念です。
36歳没 。

お生まれは1951年3月15日と言うことで、
偶然にも三喜夫さん(1955年3月15日)と、お誕生日が一緒です。

P.S
年代から計算すると、この方はデビューが16,7歳で21歳で芸能界引退、南沙織さんが賞を取った曲を作詞したのはまだ23、24歳です。凄いですね♪