とうとう元旦であります。

 

読者の皆さまにおかれましては、良いお年になりますようお祈り申し上げます。m(_ _ )m

 

さて、新年早々飛んでイスタンブール…ならぬ、テロってイスタンブール…なんて叫びとんでもない事件が起きたりしております。

 

斯様に、世界は新年早々騒がしく、元旦ぐらい静かにせぇ!というのは贅沢かと思えるほど。

 

こんなことでは、国内も海外も相変わらず騒々しい年になりそうで、WW3勃発…なんてことがないだけマシか、ってこともありそうです。

 

その原因の一つが中国経済なのは衆目の一致するところでありましょうけど、『チャイナ・ショック』はおそらく2010年代いっぱいは無いのでは?と私は考えています。

 

なんといっても、それは『習近平の毛沢東化』が成就するか否かにかかっており、これが2018年の次期全人代がどうなるか?が見えてこない現在、そんな状況で強烈な経済危機を起こすわけにはいかない、というのが習指導部の決意だろうからだ。

 

むしろ来年一番危ないのは中南米だろう。

 

あまり日本では報じられないが、ブラジルの大統領弾劾、ベネズエラの政情不安がどうなるか、アメリカの裏庭の情勢がどうなるかで、トランプ政権の行方が左右されることは充分考えうるから、中南米情勢はもっと注目していいと思う。

 

欧州情勢はドイツ銀行危機がどうなるか、が今年最大の注目点だが、その前哨戦ともいえる(伊)モンテパスキ問題がどうなるか、それによっては更なる激動が予想され、EU解体が加速するかどうかが注目される。

 

難民問題とあわせ『グローバリズムの崩壊』が欧州で加速したら、必然的に我が国の政治経済にも影響が出るのは確実だろう。

 

で、我が国は安倍総理が安泰であろうことはいいのだが、次期衆院選がどうなるか、それが最大の注目点になる。

小沢一郎は今年秋との予想だが、私自身は案外6月解散もあると見ている。

 

その理由は先に挙げた国際情勢で、欧米の年度替わり(アメリカ式にいうとFY2018)である9月前後に大きな国や企業の破綻が起きたら、確実に選挙どころじゃないからだ。

 

だから、安倍総理がどんな情報を掴んでいるか?

 

電光石火のトランプ邸訪問を実現させた情報収集/分析能力の高さを考えると、何の根拠もなしに大きな政治イベントを仕掛けるとは考えにくい。

 

果たして、世界が荒れる中、我が国は如何にあるべきか?

 

それが厳しく問われる一年になると予想するが、さてどうだろうか?

 

 

本エントリーは実はこの本の応用だったりしますw

 

…というか、『この人は何でこうするんだろう?』ってことを考えるには、『ポジショントーク』の考え方を応用するのは割と理にかなっているように思える。

 

『その人の立場』が理解できれば、少なくともとんでもない大外れな予想はしないだろうと。

 

当たらない予想師はただの山師じゃないかねwなんつて。