体長約13cm。成鳥オスの夏羽は、頭部や喉、背中、翼、尾が黒く、頸の両側と腹部は白い。胸は橙色で腰は白く、翼に白斑がある。成鳥メスの夏羽は上面が黄褐色で下面は淡い橙黄色、腹部はやや白みがかっている。腰は淡い橙色で、翼に白斑があるオスよりも小さい。冬羽では、オス、メスとも全身が橙黄色がかってくるが、オスの頭部や喉は黒褐色である。

 

ユーラシア大陸中部、西部で繁殖し、冬期は南方へ渡る。東南アジア、インド等では周年見ることができる。

日本では夏鳥として、本州中部以北に渡来し繁殖する。本州中部以南では春秋の渡りの時期に見られる。

道路沿い、防護柵のある有刺鉄線の上にノビタキの1羽が止まっています。

 

 

令和6年4月7日 16時40分頃。五島市三井楽町濱ノ畔、由田ノ下(字名ゆうだのした)農免道路沿い。