体長約19cmで、スズメより大きい。オスは頭部から後頸、腮(あご)以下の体下面が灰色で、後頸に、紫色光沢のある黒斑がある。背、肩羽は光沢のある黒色で、肩羽は黄白色。腰から上尾筒、尻から下尾筒は淡黄色。翼、尾は緑色光沢のある黒色。中・大雨覆の先端は黄白色。

メスは全体に暗灰褐色で、後頸の斑も不明瞭で灰黒色。背・肩羽も暗い灰褐色で、光沢はありません。嘴は黒く、足は灰黒色。

夏季にモンゴル東部、ロシア南東部から朝鮮半島北部、中国東部で繁殖し、冬季は東南アジアに渡って越冬する。

日本では数少ない旅鳥として、日本海側の島嶼部(とうしょぶ)で記録される事が多い。

道路沿い、防護柵のある有刺鉄線の上にムクドリの群れが止まっています。

下段の有刺鉄線の上に1羽のシベリアムクドリが止まっています。

 

 

令和6年4月5日 15時00分頃。五島市三井楽町濱ノ畔、久木崎(字名くぎさき)農免道路沿い。