全長オス約51cm。メス約43センチ。嘴は幅広く、和名の由来になっている。オスは雨覆が青灰色。虹彩は黄色。繁殖期のオスは頭部が光沢のある暗緑色、胸部や腹部側面の羽衣、尾羽は白い。体側面から腹部の羽衣は赤褐色で、尾羽基部を被う羽毛(上尾筒・下尾筒)は黒い。嘴は黒い。メスは雨覆が灰色で、虹彩は褐色。非繁殖期のオス(エクリプス)やメスは全身の羽衣が褐色で、黒褐色の斑紋が入る。嘴は褐色で、外縁が橙色。嘴には黒い斑点が入る。

 

北アメリカ大陸やユーラシア大陸の高緯度から中緯度地帯で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸北部、北アメリカ南部、ヨーロッパ南部、インド、中華人民共和国南部などへ南下し越冬する。日本では冬季に越冬のため飛来し(冬鳥)、北海道では少数が繁殖する。

道路沿い小池の中でハシビロガモとアカハジロ(メス)の2羽が見られます。

離れた場所で泳ぎながら、道路沿いに近づく様子が無いようですね。

 

 

令和6年4月6日 09時10分頃。五島市三井楽町濱ノ畔、久木崎(字名くぎさき)国道384号線(道路沿い小池)。