全長42-49cm。頭頂が盛り上がり、頭部が三角形にみえる。嘴は黒く、青灰色の帯模様が入る。

オスの虹彩は赤い。繁殖期のオスは頭部から頸部の羽衣は赤褐色、胸部の羽衣や尾羽基部を被う羽毛(上尾筒・下尾筒)は黒い。体側面の羽衣は灰色で、黒や黒褐色の細かい縞模様が入る。メスの虹彩は褐色。メスは頭部から胸部にかけての羽衣が褐色。

 

ヨーロッパからシベリア(バイカル湖)までの地域で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸北部、中近東、インド、中華人民共和国東部などへ南下して越冬する。日本では冬季に越冬のため飛来し(冬鳥)、北海道では少数が繁殖する。

道路沿い、溜池の中でオスⅠ羽が見られます。

 

くちばしで首付近の羽毛を掻いています。

羽ばたきの動作もしています。

令和6年1月10日 15時00分頃。五島市三井楽町濱ノ畔、猪ウジ(字名いのうじ)夫婦池(みよといけ)。