全長が約16cm。雌雄とも頭頂の羽毛が伸長(冠羽)する。尾羽の色彩は褐色で、外側の2枚ずつに白い斑紋が入る。オスは冠羽がより発達する。腹部は白い羽毛で覆われる。眼上部にある眉状の斑紋(眉班)や喉は黄色で、嘴の基部から眼を通り後頭部へ続く黒い筋状の斑紋(過眼線)が入る。胸部に三角形の黒い縦縞が入る。メスは喉から胸部は淡褐色、腹部は汚白色の羽毛で覆われる。眉班は黄褐色。キマユホオジロに似ているが、オスはキマユホオジロが眉線のみが黄色に対して、眉線と喉部が黄色。

 

夏季に中華人民共和国や朝鮮半島、ウスリーなどで繁殖し、冬季には中華人民共和国南部や日本、台湾へ南下し越冬する。日本では冬季に基亜種が主に本州中部以西、四国、九州に飛来(冬鳥)する。

道路沿いでオス2羽が活発な動きをしている様子が見られます。

 

 

令和5年12月30日 09時30分頃。五島市三井楽町濱ノ畔、由田ノ下(字名ゆうだのした)農免道路沿い。

道路沿い、群れの中のメス1羽が樹木の木枝に止まっています。

 

令和6年1月11日 08時50分頃。五島市三井楽町濱窄、宮ノ上(字名みやのうえ)農道沿い。