成鳥は全長17cmほどで、スズメとほぼ同じ大きさだが、尾羽が長い分だけ大きくみえる。成鳥の顔は喉・頬・眉班が白く目立ち、「頬白」の和名はここに由来する。一方、頭・過眼線・額線は褐色で、先の白色部と互い違いの帯模様のように見える。オスは過眼線が黒いが、メスは褐色なのでよく観察すると区別がつく。メスの方がオスよりも全体に色が淡い。幼鳥は顔の色分けが不鮮明で、全体的に淡褐色をしている。

くちばしは短く太い円錐形をしている。頭頂部は褐色と黒の羽毛が混じり、短い冠羽がある。首から下は全体的に赤褐色だが、背中には黒い縦しまがあり、翼の風切羽は褐色に縁取られた黒色である。

道路沿い、シカやイノシシの侵入防止の鉄筋支柱の上にメス1羽が止まっています。

 

令和5年12月26日 09時20分頃。五島市三井楽町濱ノ畔、山田平(字名やまだひら)田園道路沿い。

道路沿い、シカやイノシシの侵入防止の鉄筋支柱の上にオス1羽が止まっています。

 

令和5年12月25日 14時00分頃。五島市三井楽町濱ノ畔、山田平(字名やまだひら)田園道路沿い。