貴乃花親方ファンが天敵に豹変、池坊保子議長

     相撲・池坊保子議長に「何様なのか」と批判噴出…貴乃花の理事再任を妨害か

     礼を重んじ、華道家元の妻であり、ファッションも注目される?池坊保子氏。

   「貴乃花さんが率直に真実を話していれば、ここまでのことにはならなかった」など

   暴行事件発覚以降の池坊保子氏の発言には、

  『何様のつもりなのか』『ピントがずれている』などの声も多い。

   貴乃花親方が2月の理事選挙で選ばれても、 
   池坊氏の評議員会が認めない、と言うのかどうか、注目されている。

 

   しかし、池坊氏はもともと貴乃花親方のファンだった事がわかった。

   2009年(池坊議員時代)の下記ブログには、

   「貴乃花親方と2回も写真を撮ってしまいました」

   「私は、(中略)貴乃花親方が大好きなんです」

   と貴乃花親方が「大好き」と“告白”していた。

   なぜ、貴乃花親方を妨害するラスボスに豹変したのか?

   

     池坊保子 ブログ October 21, 2009

   

 

   旧姓、梅溪(うめたに)保子(やすこ)。 
   公家の流れをくむ元華族、天皇陛下のはとこに当たる。 
   学習院大学に入学するも中退し、華道池坊の家元・池坊専永と結婚、

   娘の家庭教師の京大生と不倫して、旦那に踏み込まれ、

   下半身裸で土下座した、と新潮に掲載され、現在は別居中

   池坊華道会理事、学校法人池坊学園理事長を務めていたのに

   雑誌「ペントハウス」の1984年3月号でセミヌード写真を披露して物議を醸した。

   1996年に衆議院議員となり、2007年文科省副大臣、2012年に政界を引退。

   (文科省副大臣を務めたのは2007年9月27日~2008年8月2日)

   池坊保子氏は次女の夫を息子同然に可愛がっており、

   2010年には日本漢字能力検定協会・理事長に就任した。 

   しかし、運営方針の対立により理事が結束し、2011年に理事長を解任された。

   右翼による怪文書や街宣車が出回ったことや、協会の私的運営が批判され、
   親族の関連施設で展覧会を開催し、文科省から

   「(協会の金を理事長の利益にする)利益相反行為」と指摘されたという。

   
   2014年に相撲協会の評議員会議長に就任した。 

   次女の夫はNHKの報道記者なので、

   評議員会No.2の海老沢勝二氏(NHKのドン)とも親しいのかもしれない。

   池坊保子の姉の夫は、正力松太郎(読売新聞元社主)の長男、正力亨。 

 

   映画の話でもするつもりがワイドショーに・・池坊保子

   1999年6月10日前後に撮影された1枚の写真。

   場所は大阪・キタ新地の高級クラブ『イブ』

   

   写真左の女性は、当時、公明党所属の衆議院議員の池坊保子氏(当時57歳)。

   写真右の男性の名はH氏(当時61歳)。

   広域暴力団山口組の全国展開の先兵として名を馳せ、

   “殺し屋軍団”と恐れられた武闘派、「柳川組」の元大幹部で、

   自身も「柳川組系H組」の組長を務めたという、筋金入りの人物である。
   H氏は「引退」して不動産・金融関係の会社経営におさまっているが、

   その人脈などから、当局は「実際は現役みたいなもの」(大阪府警)と見なしている。

   H氏はこのクラブで1枚2万円のパーティー券50枚を引き受けたが、

   池坊議員のパーティは、6月18日、ホテル日航大阪5階の「鶴の間」で、

   約1000人の参加者を集めて盛大に催され、

   山口組傘下の現役組長も参加していたという。

   池坊氏から依頼があった内容について、H氏は語る。

   「公明党に、沢たまきという議員がいます。この人とは、私は生理的に合わない。

   Hさん、どうか彼女を失脚させてください。」

   更に、H氏と大化会の芳谷会長が池坊議員と大阪全日空ホテルで会った時、

   池坊議員は芳谷会長に、

   「沢議員のことは後にして、それより先に、

   改革クラブの山中燁子(あきこ)議員と、

   自由党の小池百合子議員を失脚させてもらえませんか。

   費用はいかようにかかっても結構ですからお願いします」

   と依頼し、翌日取り消そうとしてH氏が激怒すると、進行してくれとなり揉めたという。

   池坊氏は沢たまき、山中燁子、小池百合子の失脚を頼んでない、と否定している。

   沢たまき議員は1999年12月に週刊宝石のホスト遊び報道(ガセと判明)に遭い、

   2003年に議員宿舎の共同浴場内で変死した。

 

   「華の血族」

   池坊保子氏は2012年に出版した著書「華の血族」にて、 
   「公家として権謀術数(※)を駆使して、 
   人の心を読み、人の弱点を見据え、 
   社会の流れを感じ取り、権威を保ちつつ、 
   知恵だけで生き延びていく。

   そんなしたたかさと、誇り高さと、生命力が、 
   堂上華族の血であり、 
   私にもその血が、脈々と流れている。」 

   と、自らを評している。

 

   ※「権謀術数」とは、巧みに人を欺むく策略のこと。

 

   中央大学の野村修也教授は、
   (貴乃花親方の理事再選を認めるかどうか判断する前に) 
   「相撲協会全体のガバナンスのあり方をもっと議論した上で、 
   処分のしかたを考えていく必要がある」と語る。

 

   週刊新潮の編集次長、門田隆将氏は、

   「理事長職は外部の厳しい経営者を連れて来てやるか、 
   公益財団法人を自主返上して、私企業となって何をやってもよしにするか、 
   どっちかです。

   理事長選挙は無しにして、文科省が決めたら一番いい

   と持論を語った。