41番:龍光寺を脇に抱え、その正面の高いところにあります。

 今は、お稲荷さんですが、元々、明治以前は41番:龍光寺と一体であり、こちらが札所の本堂だったようです。

 四国88か所や別格20番では、こちらのような神仏習合だった頃の雰囲気が色濃いお寺もいくつかあり、個人的にそれの最たる物が、別格15番の箸蔵寺と思っています。

 別格15番:箸蔵寺は、お寺の山門と鳥居を越えて進んでいき、本堂というか、本殿には金毘羅大権現が祀られ、神社の趣がとても強いお寺です。

 こちらは、地元では大事にされていますが、88か所の参拝の方が訪ねることは少なそうな雰囲気でした。

 

稲荷神社の本殿で、旧の龍光寺本堂です。

すぐ横にももう一つ社が。こちらが何かは記述もなかったので、よくわかりませんでした。