昨日、23番:薬王寺から徳島県阿南市まで逆戻りし、1泊しましたが、今日は、朝から100kmほどを走破し、最初のお寺になります室戸岬にある24番札所:最御崎寺を目指していきます。

 途中で、ゆっくり休んだりしてもいいよう、結局は朝4時にホテルを出発。安全に運転を進めて、6時過ぎには室戸岬まで到着しました。

 

お寺の山門になります。

先に大師堂が現れます。

こちらは昔の鐘楼堂です。(鐘は鳴らせません。)

境内の方を撮影。

階段を登った左手に手水所と、その奥に納経所があります。

手水所には、立派な龍が口を開けて待ってます。

納経所や本堂よりも奥に鐘撞堂があります。

こちらが本堂になります。

「弘法大師(空海)と室戸岬

 お大師様は。宝亀5年(774年)香川県善通寺に生をうけ、18才で勉学のため京都におのぼりになられた。御自分の将来の歩み方を模索され、一沙門より「虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)」を伝授されるのです。お大師様は。寅の年寅の日寅の刻にお生まれなされたと伝えられ、一代の守り本尊様が虚空蔵菩薩様で因縁粗からぬものがあったのです。

 

三教指帰「経に説く、若し人法に依ってこの真言、一百万遍を踊すれば即ち一切の教法の文義暗記することを得」と、御自分の行く道をこの法にかけるのです。

 

三教指帰「阿国大滝獄にのぼりよじ、土洲室戸の崎に勤念す、谷響惜まず明星来影す。」

 

弘法大師御遺言「心に観ずる時、明星口に入り、虚空蔵の光明照しきたりて、菩薩の威を顕わし、仏法の無二を表わす。

 

 明星とは、明けの明星すなわち金星であり延暦11年(791年)お大師様宗教家の第一歩は19才の時でありました。

 室戸の空と海がそうさせたのでしょう。  合掌」

 

弘法大師御入定1150年記念の年の納経帳です。

弘法大師御誕生1250年記念の年の納経帳です。

 

 距離があるので、朝から疲れましたが、それでも海岸線をずっと走り、景色もきれいだったので、とても走りがいのある道でした。

 ただ、前半はほとんど夜で、周りもそんなに明かりがありませんでした。

 室戸岬から始めるときは、出来るだけ室戸に誓う所で宿泊したいと思います。