19番:立江寺から、西に進み、山の方に向かいます。約15kmほどで20番札所:鶴林寺に到着しますが、こちらへは、結構細い道を進んでいきますので、慎重に進んでいきます。

 

ちょっと手前の所に駐車場があり、そこから、少しだけ歩いてお寺に向かいます。

こちらが山門です。

山門をくぐって、もうちょっとだけ進んでいきます。

手水所です。

手水所をアップで。ここは、ちょっと味気ないですね。

本堂へは、もうひと踏ん張り階段を登ります。

本堂です。

本堂左側の鶴です。

右側の鶴です。

大師堂です。

大師堂の横に納経所があります。

「第20番 霊鷲山 鶴林寺(かくりんじ)

 当山は、延暦の昔高祖弘法大師がこの地で御修行中、雌雄2羽の白鶴が、翼をひるがえして黄金の地蔵菩薩を守護しながら老杉の梢に舞いおりるのを見たのであります。

 大師は歓喜してただちに1米ほどの地蔵菩薩を彫刻し、黄金仏をその胎内に納めて一寺を建て本尊として安置しました。

 山容が印度の鷲峰山に似ているので山号を霊鷲山、寺号を鶴林寺と名づけられました。延暦17年(798)桓武天皇が勅願を以て、七堂伽藍を造営せられました。

 以来。勅願寺として歴代の天皇が尊信を依せられたのをはじめ、源頼朝、義経、三好長治、蜂須賀家政などの武将も深く帰依し、特別の保護を講じたようであります。特に藩主蜂須賀家においては、この寺を祈願寺と定め、寺領700石と広大な山林を寄進し、寺の建物の造営すべて藩費で行なうほどであったといいます。

 阿波一帯の寺が兵火で焼失したときも、難を免れ、41,000坪の境内をおおった老木とともに千有余年後の今日も塔中7寺、末寺15寺を持つ大寺として寺門愈々繁栄しているのであります。」

 

弘法大師御入定1150年記念の年の納経帳です。

弘法大師御誕生1250年記念の年の納経帳です。

 

 ここお寺は、寺の名前からも分かるように、とにかく鶴です。

 本堂前にも2羽の鶴が並んでおり、納経の印にも鶴、至る所に鶴が見れます。

 この次は、さらなる難関の21番:太龍寺です。とにかく頑張ろう。