39番:延光寺から、再び高知市内の方向へ向かいつつ、途中からは足摺岬に向いて進んでいく事、およそ50km強、足摺岬の先の所までくると、38番札所:金剛福寺に到着します。

 

お寺の入口も大変立派です。

入口のところの門です。

手水所も凝った作りです。

本堂です。

境内の一番手前側に納経所があります。

境内の中心には池があります。

池を越えて進んでいくと、大師堂があります。

途中にある鐘楼堂です。

 

 先ほどの、39番:延光寺では11時前でしたが、こちらのお寺に到着したのは、12時過ぎ。しかも、昼ご飯を食べたいと思っていたお店は、田舎なのか、閉まっていて、比呂御飯も食べずにノンストップで走ってきての時間。

 この次へは、更に長い距離を走ると思うと、どうしようかと考えてしまいますが、まあ、次が本日の最後のお寺になるので、うまい事休憩を入れつつ、昼ごはんも考えて進んでいきます。

 なお、こちらのお寺では、お賽銭の両替をしていただけるので、お賽銭が少なくなっている場合は納経所の前で確認してみてください。

 40番:観自在寺から、まっすぐ国道56号線を走り、全体で30kmほど走ると、高知県最初(最後?)のお寺になる39番札所:延光寺に到着します。

 なお、四国88か所はお寺が点在するため、高速道路を使うことはそうないのですが、この高知西部から愛媛県南予地方は、一部無料区間として高速道路があるものの、基本は昔ながらの国道を走っていきます。道は整備されてきていますが、運転には気を付けてお参りください。

 

この看板のあるところに駐車場があります。

駐車場から、道を進んでお寺に向かいます。

入口の仁王門です。

門をくぐった境内。

手水所です。

手水所をアップで。

鐘撞堂です。

本堂です。

大師堂です。

納経所ある建物です。

 

 朝早く、家を出たときは寒いくらいだったのですが、日が昇ってくると気温も高くなり、結構な暑さになってきています。

 実は、ここまででまだ昼にもなっていないのですが、予定では、ここから2か寺しか回れません。

 ここからは、残り2つを回るために、150kmほどを走ることになり、特に、38番→37番では、100km近くを走ります。うまい事息抜きを考えながら進んでいきます。

 

 番外を含めた108か寺を回るのであれば、本来は宇和島市街地にある別格6番:龍光院を回るのですが、前回の参拝時に三パ視していますので、今回は、41番:龍光寺からまっすぐに国道(高速道路も含む)を南下、愛媛県の最初のお寺となる40番札所:観自在寺に向かいます。

 車で、50km、およそ1時間のドライブですが、今日は、この後、お寺間が長く、長距離ドライブが増えてくるので、ここで気合も注入し、頑張りたいと思います。

 

こちらの駐車場も、多くの車が止まっています。

お寺の入口の門です。

門をくぐって、進んでいきます。

すぐ右手には手水所が。

こちらの手水所は、蛇口がそのままついています。でも水が出ます。(みかんジュースはでません。)

鐘撞堂です。

広い境内を進んでいきます。

新しく、白い建物が本堂です。納経所も中にあります。

こちらが大師堂ですが、大師堂も大きいです。

干支ごとの本尊が並んでいます。

 

 こちら、お遍路の途中で、お寺を中心に栄えていたでしょう。比較的大きな街の印象があり、その中の小高い場所にお寺が存在しています。

 今日は、お遍路さんも多くいましたが、普段からも地元の方が多く訪れているのでしょうか、大変綺麗にされています。

 こちらは、愛媛県最初のお寺になるので、逆打ちの私は、ここから、もう1つ前の高知県に進んでいきます。

 41番:龍光寺を脇に抱え、その正面の高いところにあります。

 今は、お稲荷さんですが、元々、明治以前は41番:龍光寺と一体であり、こちらが札所の本堂だったようです。

 四国88か所や別格20番では、こちらのような神仏習合だった頃の雰囲気が色濃いお寺もいくつかあり、個人的にそれの最たる物が、別格15番の箸蔵寺と思っています。

 別格15番:箸蔵寺は、お寺の山門と鳥居を越えて進んでいき、本堂というか、本殿には金毘羅大権現が祀られ、神社の趣がとても強いお寺です。

 こちらは、地元では大事にされていますが、88か所の参拝の方が訪ねることは少なそうな雰囲気でした。

 

稲荷神社の本殿で、旧の龍光寺本堂です。

すぐ横にももう一つ社が。こちらが何かは記述もなかったので、よくわかりませんでした。

 前の42番:仏木寺に向かう際に降りたみまICに戻る途中、少しだけ脇にそれて進んでいくと、41番札所:龍光寺に到着します。

 こちらのお寺、お寺の駐車場に向かう道路の両脇が迫っており、車がギリギリ通過できる広さしかありません。バスなどでは到底通過できない狭さです。

 

駐車場から参道に行けるのですが、一旦下に降りてか、下から登ります。

下からは、こんな感じになっています。両側には民家もあります。

境内のところに鐘撞堂がありますが、鐘は鳴らせません。

こちらの手水所は、水を入れていません。

本堂です。

大師堂です。

お寺の奥には稲荷神社があります。その麓両側にお寺があり、当時は一体だったのだろうと推測できます。

 

 こちらのお寺の方は、お話し好きなのでしょうが、少し話し方がきつく感じるのか、ネットとかでは結構言われています。私も、今回から先達になり、先達の納経帳に改めて納経を頂いているのですが、「先達さんなら、和袈裟をするようにしてください。」、「先達さんはなられてからがいろいろと大変ですよ。」とお教えいただきました。

 先達の資格を頂いた以上、他のお遍路さんにとっては何度も参拝しているベテランさんであり、いろいろと88か所のことを知っている人になるので、おっしゃられることは最もなことです。

 今回は、もってきてなかったのですが、次回からは和袈裟や錫杖(一般のお遍路の方の杖と違い、朱色の杖です。)を持っていくようにしようと思います。