先般 ガンズ・アンド・ローゼズのベスト盤を購入した話をしましたが、収録曲の一つに“Sweet Child of Mine”という名曲があります…
この曲も全米チャート1位を記録していますが、多くのアーティストがカバーしていたりします…
アッシが社会人2年目の頃…
学生が研修旅行にカナダへ行くコトになり、アッシも引率者の一員として同行するコトになったんすがね…
1999年の秋(11月)…
節目の西暦2000年を目の前にして、巷では「ミレニアム」という言葉が よく使われていたと記憶していますが…
個人的には、当時、音楽に関する情報を精力的に集めようとしていまして…
(…というより、全般的に見ても今より随分 精力的であったんすが…(-_-;))
テレビからのソースだったと思うんすが『BIG DADDY』という洋画の主題歌が“Sweet Child of Mine”で、しかも女性アーティストがカバーしとるらしい…という情報を得まして…
ただ、その女性アーティストが誰なんかは分からんかったんすが…
(現在みたいにネットで簡単に調べられる時代でもなかったし)
その時期が丁度、カナダへ出発する直前だったコトから「カナダのCD屋さんって どんな感じなんやろ」と思いまして、カナダで洋盤を買うコトにしたワケです…
基本的には「研修旅行の引率」すから、観光旅行みたいなワケにはいかんけど、それでも買い物に行く時間程度はあったので…
「ガンズ・アンド・ローゼズの有名な曲の一つに“Sweet Child of Mine”があるが、最近 女性アーティストで この曲をカバーした人がおり、しかも映画『ビッグ・ダディ』の主題歌にも採用されている。この女性アーティストのCDを探しとる」的な内容を華麗なる英会話で…
…と言いたいトコロですが「通じんかったらドキドキ怖いなぁ」と日和ってしまい、和英辞典と大学入試レベルの知識を捻り出して紙に書いて店員さん(カナダ人・若者・男性)に見せたんすわ…
今 思うと、大して難しい英語でもないし、会話で伝えりゃ良かったなぁ…と後悔しとるんすがね…(-_-;)
アッシの伝言メモを見た店員さん…
しばし考えた後「Oh , it's Sheryl Crow!」的な発言をして『BIG DADDY』のサントラCDを持ってきてくれました…↓
どうやらアッシの英作文試験は合格していたらしいです…(-_-;)
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シェリル・クロウの“Sweet Child of Mine”…✨
女性が歌う“Sweet Child of Mine”…
しかも、シェリル・クロウの声・歌い方って、“オシャレ”というよりも“ワイルド”なんですよね、勿論 良い意味で…
女性だから醸し出せる強さを表現しているし、逆に女性だから醸し出せる優しさ・しなやかさ も垣間見える気がするので「これはこれで…」と思ったし、シェリル・クロウが この曲でグラミー賞を獲ったのも嬉しかったんすけどね…✨
さて、カナダのCD屋さんの場面に話は戻りますが…
もう一枚、「ディープ・パープル」のベスト(日本では販売されていない?)をジャケ買いして…
最大の目的(シェリル・クロウの“Sweet Child…”)も達成したし、会計を済ませようと先程の若者店員のトコロに行って お金を払ったんすがね…
ふと…
「海外では何かとチップを払う場面が多い」というコトが頭を過り「う~む…この場面では この若者にチップをあげた方が良いのかな…?」と支払っている最中悩み始め「ええい!ままよ!」とチップをあげようとしたんすわ…
そしたら、若者…
怪訝な目でジッとアッシの方を見つめ…
「そんなの いらんし…(-_-;)」と思われたんか「この成金日本人が…(-_-;)」と思われたんか「こいつ計算も出来んのか…(-_-;)」と思われたんか分からんけど、とにかく「いらん」と お金を返されまして…
恐らくは、二度と足を踏み入れるコトはない、ここカナダで日本人のイメージを悪くしてしまった(←そんな大袈裟なコトでも無いとは思うが)という罪悪感・無力感…
アッシ…やっぱり日本がいい…(つд;)と小さな胸を痛めたので ありました…
(その小さかった胸も、今や大きく成長しとるけどね…太って…(-_-;))