今回は、無意識の緊張について考えます。

 

みなさんは、「サザエさん症候群」という言葉を聞いたことがありますか?

ずいぶん前に言われた言葉ですが、まだその症状は健在なので、取り上げます。

 

この「サザエさん症候群」というのは、休日をのんびり過ごした後の日曜日の夜に、

心がブルーに落ち込んでいく人たちを総称した言葉です。

 

これは、あの有名なテレビ・アニメ「サザエさん」が日曜日の夕方6時半から始まり、

この時間くらいから、心の中では、明日から始まる1週間の仕事の準備を始めるため、

無意識的に緊張が高まってくることから発生します。

 

以前、メンタルヘルス研修会の講師だった精神科医の方も、「サザエさん症候群」と言っていました。

研修医時代のパワハラでメンタル不全に陥り、それが今でも尾を引いているそうで、

「サザエさん」のテーマソングが流れた途端、その時のことがフラッシュバックして心が落ち込むそうです。

信じてもらえませんが、私も「サザエさん症候群」だった時があり、その時期は、日曜日の夜は目が冴えて、お酒を飲んでも酔いませんでした。

 

このような無意識の緊張は、発露している現象と発生の要因を自覚していけば、対応は可能です。

それでも、苦しい時は、相談すると楽になると思います。

 

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山田茂樹   メール ooshukubai@hotmail.com