10月14日の土曜日は、中学時代の同期会でした。

バーを1日休ませて貰って行ってきました。

北国の中学…卒業したのは、もう47年前です。
(半世紀も前…びっくり
東京(関東)在住組の同期会でした。

当時の中学のクラスは1組から8組まであったから、それぞれのクラス合わせて30人近く集まりました。

還暦超えとなると、男性達は、皆、社会的に立派になってて、真面目な人達ばかりが参加します。

それに比べて、女性達は、私のような波乱万丈人生を送ってる人達が、大勢います。

中学時代、口も聞いたことのない…誰?あの人!…なんてのも、沢山います。
だから、皆の人生事情を聞いて回ったわけじゃないけど、幸せで平凡に年を重ねた人は、ほんの数えるほど…。

…で、聞いたその情報の内訳は、
・バツイチ再婚組1人
・バツイチシングルのまま、キャリア婆アとなって仕事バリバリが2人
・未亡人が1人
・会社を倒産させ何億の借金抱えて自己破産した旦那が末期ガンにおかされ、それでもその旦那と畑耕して農業やってるのが1人(彼女は子無し)
・去年まで愛人だったのに、今年は正妻となったという、料理屋の女将風女が1人(彼女はいつも着物を着て参加する)
・結婚経歴は知らないけど、都心でクラブを経営しているという水商売女が1人
・そして、夫が愛人作って家出、離婚もしないまま、バイト(パート)で水商売をぼちぼちやってる私

私が会話することもなかった人達もいるので、詳細は、良くわからないけれど、着ている物や髪型や化粧のせいなのか、女性達は、人生と同じくキャラも色とりどりなんですよね。

男は、白髪かハゲ!
スーツかカジュアルか!のふた通りぐらいしかないのに比べたら、女は年を取るほど、イキイキと図々しく、不幸自慢や病気自慢でさえ、はしゃいでる。

女は、ホントびっくり強い!

午後2時から始まった同期会は、二次会、三次会と流れ、午後10時には解散となりました。

それでも、飲み足りない・話し足りない私と他3人は、バツイチバリバリキャリア婆アA子の家にお泊り。
彼女んちは、宴会会場から一番近かったので、家飲みしようと誘われたら、私的には断るわけがない。

A子は、バツイチで独身のままキャリア婆ア。
子どもは女の子二人。都心の家賃15万の場所に住んでる。彼氏有り。生活の援助はしてもらってない。今年の春、早期ガンが見つかるも、手術し、とりあえず完治。

B子もまた、バツイチ独身のまま、湘南の海の近くに住んで喫茶店をやってる。息子1人とは別々に暮らしてる。犬と猫を四匹ぐらい飼って1人暮らし。12歳年下の彼氏がいたけど、もう2年ぐらい前に、やはり女が出来てB子の元を去って行った。時々は喫茶店に顔を出すらしい。でも追いかけたり詰め寄ったりはしない。B子はサーファーなので、年中、見事に真っ黒です。小柄な夏木マリみたいな感じ。

C子は、中学時代に一つ上だった男性と結婚して子ども2人(男と女)いますが、12、3年前に離婚。その後、再婚。再婚相手との間には子どもはいない。今の旦那さんには悪いが、前の旦那のほうがずっと好き!前の旦那には最大の感謝があり、一生彼を超える気持ちになる人はいない…と言い切る。…そんな人なのに離婚したのは何故?
そんな人だけど、離婚に至ることもある…ってことです。


まぁまぁまぁ…還暦超えた女達は、なんせ強い。
傍から見たら、ただの元気なオバさんでしかないでしょうが、私は彼女らを美しいと思いました。

A子とB子と私は小学校から同じ。
C子だけ、中学からの合流です。
A子とB子とC子は、女子高校へ。私だけ高校が別になりました。

でも、中学時代には、チョーモテた3人でした。

男にモテた女達の人生は、波乱万丈だけれど、還暦超えても、イキイキとしています。

朝の4時まで飲んで、朝9時の電車に乗って帰宅しましたが、日曜日の夜は、私はバーの仕事へ…。
日曜の夜のバーは、変に忙しく、私はバテバテで、午前3時に帰ってきました。

とてもとても彼女達のイキイキからは、私は、かけ離れてるみたい…。

泥のようになって眠りました。
それでも、亭主のことを考えずに済んだ1日半だったかも…。

来月は、高校の同窓会・同期会があります。
また、高校の同期会に参加する女性達は、男子に負けず劣らず真面目な才女が集まります。
そこで波乱万丈なのは、私がダントツです。
そういえば、優秀な彼女らに言われたことあります。
「yamachanって、いくつになってもキラキラしてるよね!」って…。

苦労と男遍歴が多彩なほうが、キラキラ・イキイキしているように見える…ってことなのでしょうか?

地味〜ぃ…でいいから、普通の幸せが欲しかった…とも思ったりします。