先日はケアシノスリについて述べましたんやが、今日はクマゲラの巣立ちについて少々述べたいと思いますんです。あれは四年前の北海道の大沼公園の畔にある三羽の雛のクマゲラの子育てをカメラで撮ってたんどすが、そこは百メートル程向こうにカラスのコロニーがあったんどすわ。いよいよ巣立ちで一羽が巣立ったのですがクマゲラは上には飛べないので羽ばたいて近くの草むらに降ります。巣立って喜んでいたのですがしばらくしてクマゲラの親の悲鳴が聞こえてきました。そうなんどすわ!カラスが雛に襲い掛かってたんです。私らは大急ぎで現場に駆けつけました。その時カラスも私達に驚いて慌ててたのでしょう。雛を掴んで持ち去ろうとしたのですが落としてしまいました。このような場合の対処方法は偶然にも知っていました。{クマゲラは天然記念物なので、触れても動かしてもいけない、そのような事をすれは罪になる}ですから自然観察指導員に連絡しました。しかしカラスもよくく知っていてクマゲラのうしろの首の急所を嘴で突いていたため残念ながら助からなかったのです。後二羽の巣立ちを見ると同じ運命になるのかと思うと恐ろしくて巣立ちを見届けずに私はその場をあとにしました。本当に自然界は厳しい
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