8月5日に終戦記念ドラマスペシャルとして放送する、昭和18年~21年の広島県を舞台にした『この世界の片隅に』(後9:00~日本テレビ系)の主演を、女優の北川景子が務めることが12日、わかった。
嫁ぎ先の呉で、新しい家族との暮らしがスタートするも、日ごと激しくなる戦時下のもと、大切な人を失い、自分も爆弾により右腕を失う主人公を演じる。だが懸命に家族を守り愛し抜く姿に「今を最大限に生きようとする強さ、たくましさを感じた」と語る北川。
幼少期に1度だけ出会ったすずに一目惚れをし、結婚を申し出る夫・周作を演じるのは俳優・小出恵介。「役者になって初めて、日本の戦時下を舞台とした作品に携わらせて頂きますので、気を引き締めて撮影に臨んでいきたいと思っています」と、こちらも真摯な姿勢を崩さない。
このほか、周作の元・恋人役に優香、すずの初恋の相手役に速水もこみち、そしてすずの人生に大きな影響を与える義姉にはりょうが決定している。