2018年1月14日、陶板浴に行ってきました。

近所のAS間温泉にあることを弟夫婦に教えてもらい、一緒に行ってきました。
中は40~42℃位に床の陶板が加熱されていて、
そこにバスタオルを敷いて横になるというものです。

陶板浴の建物

入口の様子


パジャマに着替えて陶板の上を歩くと足の裏がピリピリと熱いです。
アブ+ゲムの副作用で足の指先がいつもしびれているのですが、余計にピリピリ来ます。
あわててバスタオルを敷いて、その上に乗りました。
備え付けの籐の枕にフェースタオルを巻いて横になりました。

背中から遠赤外線で加熱されます。ジワーっと熱くなって来ます。
この熱でがん細胞にダメージを与えてくれることをお願いしながらジーと横になっていました。注意書を思い出して、途中で1回だけ水を飲みました。

初回は30分ということで、汗をかく前に切り上げましたが、
身体の中の方まで暖まりました。何か効きそうな感じです。
今週できればまた来ようと思いました。

治療の方向性を考えて前回と重複しますが見直しをしました。

1)現在の状況
11月15日の造影剤CT、12月20日PET CT にて
○肝臓転移部は増大せず           1cm程度
●膵体部がんは8月のナノナイフでの治療で90%処置済だったが
12月20日のPET CT で、大きくなった事が判明。約3cm
4.5cm→1cm(8月推定)→3.3cm
●腹膜に転移
12月20日のPET CT でも確認して、腹膜転移再確認。約1cm。
今のところ、転移の数が増えてはいないが、かなり不気味であること。
●CA19-9   2017年12月20日    472まで増加  
     2018年   1月  9日  1013まで更に増加
●下痢症状の慢性化
 ナノナイフ直後のひどい状態では無いですが、1~2週間の中で周期的に下痢が重くなる。
 多い日で7回、少ない日で1回。東京、大阪等に長時間移動で通院する日は朝食を取らないで、ロペラミドを飲んで移動するのですが、こうすれば昼まではもつ。食べないので体重減少などがはっきり出ることがちょっと残念です。
また、到着して、診察が終わって、やっと食事するのですが、その後の反動の下痢が腹痛を伴っていて、かなり痛いのが、つらいです。
 症状改善目的で、1月9日より、消化液の膵液補助剤としてリパクレオンカプセル150mg(3💊x3回/日)を処方頂き服用を始めました。はっきりした効果は無いですが、週末は下痢が少ない傾向で2~3回/日でした。

2)実行中の補完治療
山梨県のNa田医院にて漢方での下痢の治療を開始(12月14日より)
 通院、12月14日、12月22日、次回1月16日を予定。

3)大阪S田TSK病院のSK先生に相談してきたこと
 以前、メールでの相談をしたところ、膵臓がんの腹膜播種は適応外との事務課からの返信は頂いたのですが、実際にSK先生にお会いして相談できました。(1月10日、13時~)結果として、
①膵臓がんに対するカテーテル治療は限定した使い方のみ。私の今の状況(肝臓転移1cm、腹膜転移1cm、膵がん3cm)には適用できない。
②CA19-9の値が1000を越えて5桁でも6桁でも、死ぬわけではない。画像でしっかり確認してから抗がん剤の変更を考えるべきだ。何故なら、膵がんは抗がん剤の手持ちが少なすぎるから、今使っているアブラキサン+ゲムシタビンを出来るだけ使うようにしないと、次の抗がん剤が無い。
③TS-1は弱い。効くこともあるが、弱い。フォルフィリノックスは強すぎて、私の体力が追いつかないかも知れない。抗がん剤で寿命が縮んでしまうかも知れない。
④まとめとして、今の病院でよく相談をして、治療を継続することを薦めますという内容でした。

今後の追加治療の可能性としては、樹状細胞ワクチン、丸山ワクチンという順番で考えていくことにしました。

4)健康に良いと思って始めたこと。
①青汁 11月より
②乳酸菌生成物質 11月より
③ゴルフの練習  11月より
④写経 9月より  (指先のしびれなど健康のバロメーターで)
⑤歌の練習 12月より (これも健康のバロメーターとして)
⑥温泉浴 1月より (近所に温泉があるので)
⑦陶板浴 1月より

5)今後、考えられる併用治療(相談しながら)
□樹状細胞ワクチン再度チャレンジ、S大病院は2回目はない様なので
 やるとすればSTクリニックに相談必要。
□その他の免疫細胞療法、こちらも上記クリニックへの相談。
□丸山ワクチン

6)今後のの抗がん剤
 TS -1、ゲムシタビン+エルロチニブ(タルセバ)併用療法など含めて抗がん剤の効き方の違いなど、S大病院Na先生に相談してみようと思います。

7)次は、To大病院です。29日に予約をしました。どのような診察をしていただけるか。抗がん剤の選定方法の裏技とか、フォルフィリノックスの分散投与のような方法があれば期待したいです。