2017年12月28日、朝3:30 左肩の関節の激痛で起きました。左を下にして寝ることが出来ません。右に向きを変える時にも激痛が起こります。昨夜より寒気がするので、熱を測ると39.3℃です。今年最高の体温。その後何回か測って 38.4~38.8℃では落ち着いています。
 25日に受けたインフルエンザの予防注射の後遺症か?
 26日に受けた抗がん剤(アブラキサン+ゲムシタビン)の影響か?
でも、昨日27日の朝の体温は36.6℃でほぼ平熱だったので考えにくい。
 肩の痛みから来る熱なのか?肩の関節は腫れていなくて熱も無い。

休んでいれば治るのか?様子を見てから病院に行けば良いか?明日からS大病院は年末年始休業に入るので、診察を受けるなら今日しかない。
7:30頃、時間外だったので、病棟に電話をしたところ当直のOg先生と相談出来て、検査した方が良いということになりまして、血液検査等の手配をしていただきました。

内科的に心配なことは、インフルエンザ感染、間質性肺炎です。血液検査とインフルエンザの検査、胸部レントゲン検査をしていただくことが出来ました。当直のOg先生が主治医のNa先生と連絡を取って、段取りをして頂いていたようです。

年末最終日のS大病院は患者で混んでます。その合間を縫っての検査でしたのでお昼頃まで掛かって、やっとNa先生に診察していただきました。インフルエンザ陰性、肺炎も問題無し。急な発熱の原因は、血液検査の結果からは特に大きな問題無し。と言うことで、解熱剤を処方して頂き帰宅しました。食事をして、解熱薬を服用して午後は寝ていました。夕方の体温は解熱剤も効いて、36.8℃まで下がってました。

その後、熱も上がらず、次の日は肩の痛みも治って、玄関の松飾りを作ることも出来ました。あの高熱の原因は結局不明です。




腹膜播種と言われてから自分の膵臓がん治療について検査したり
調べたりしたことを少しだけ整理してみました。

現在の状況
1)抗がん剤治療
アブラキサン+ゲムシタビン  75%投与  骨髄抑制あり
1投1休または2投1休

直近の検査(診断)
12月20日(SN病院での)PET CT にて
○肝臓転移部は増大せず    昨年より1cm程度で変わらず
●膵臓体部がんは8月のナノナイフでの治療で90%処置済だったが
12月20日のPET CT で、大きくなった事が判明。約3cm
4.5cm→1cm(8月推定)→3cm(12月実測)
●腹膜に転移
11月15日の造映剤CT で腹膜転移を診断され、
12月20日のPET CT でも、腹膜の転移確定。
CA19-9 472まで増加

2)漢方治療
山梨県のNa田医院にて漢方での下痢の治療を開始(12月14日より)
針、12月14日、12月22日
以下食前飲用
煎じ薬(各種調合)(3回/日)…………穏やかな味
錠剤(古血)(1回/日)   …………草の味
煎じ薬サフラン(1回/日) ……… 味は殆ど無い
下痢止め(3回/日)+(3回/日)……… ハンゲシャシントウより苦くない
入浴剤漢方(調合)(1回/日) 12月22日より追加…………温まる気がする
12月30日現在、大きな改善の兆候は未だ無いけど効きそう。


白血球、腫瘍マーカー等の変化グラフ
3)考えていること
①抗がん剤変更 TS-1へ S大病院Na先生に相談(2017年12月26日)。
 その日の結論として、抗がん剤を変えるまでの状況に無い。

②パクリタキセル腹膜内投与先進医療
 近いところで、東京圏の5病院に問合せ実施(12月27日)
 規定のサンプル数に到達したため募集していない………3施設
 胃癌の腹膜播種としては受け入れ対応可能……………………1施設
 最後に問合せおよび相談できたT大病院(臨床研究支援センター)
 では、すでに抗がん剤での治療を継続されている患者は、
 この治験の対象外であることを説明頂きました。
 自分が対象外であることが分かりました。そうなれば、
 決定的な治療方法が無い、と言うことになります。
 自分の膵臓がんに対する今やっている治療方法として
 専門的なアドバイスを頂ければ有り難いと考えて、
 消化器内科の受診をすることにしました。
 紹介状を書いていただいてから受診予約します。

③大阪S田TSK病院のSK先生のカテーテル治療受診
 以前、メールでの相談をしたところ、膵臓がんの腹膜播種は適応外との事務課からの返信は頂いたのですが、実際にSK先生にお会いして相談したいと考えて、診察の申込みをしました。1月10日、13時~になりました。
お伺いしてアドバイスをいただいてきます。

4)今後、考えられるその他の治療案
□樹状細胞ワクチンの再度チャレンジ、S大病院は2回目はない様なので
 やるとすればSTクリニックに相談必要。

□その他の免疫細胞療法、こちらも上記クリニックへの相談。

□抗がん剤カテーテル治療(クリニカ○○のOK先生に相談してから考える)

5)情報
□膵臓がんに新たな治療:ヒアルロン酸を分解するPEGPH20と抗がん剤の併用が生存率改善(ST先生の12/14ブログ)

6)2017年12月26日のS大病院での説明抜粋
1)の経過をみて、3)①の相談に対して

見立てとして、まだ抗がん剤が効いている。
肝臓転移部が大きくなっていない。
膵臓がん部も大きくなっていない(CT での比較)。
腹膜転移はあるが、大きな悪さをしていない。
CA19-9は目安にはなるが、それで判断するのではなくて
画像検査での比較を重視して診断していく。
1月末にCT 撮影してまた今後について考えることにする。
決めたこと
①アブラキサン+ゲムシタビンは、まだ効いている。
 もう少し続ける。
②下痢を治して、新しい抗がん剤が使えるようにする。
 漢方の治療を継続する。
③新しい治療の相談をしたい。
 Na先生から紹介状は書いていただけるので、
 2通お願いしてあるので、1月9日に頂きます。