今2020年度の羽生結弦展が開催されているようです。(ネットで)
その中の有名な小海氏の撮った写真から今日は描いてみました。
この天女のような儚い夢のような羽生結弦。
これを見て京都国立博物館にあった飛鳥時代のレリーフ「天人文せん」を思いだしました。
絵を描いてみました。全然似てませんが‥
こんな感じのレリーフだと思ってください。(メドーサじゃないよ)
髪の毛が逆立って(髪飾りみたいですね)
たった今、天から降りてきたばかりの姿で 本物はもっと呆けたような表情で優雅なんです。
奈良の岡寺出土のものと似ているそうで重要文化財になってますね。
京都の三十三間堂の向かい側にある博物館に展示してあります。
これを即思いだしました。
演技の最中なのに こんなに素敵なのは さすが羽生。
フィギュアスケーターはそれぞれ特徴がありますが
このような空気感エアリエルな表現は羽生だけではないでしょうか。
私は前から言ってますが日本人の芸術は軽さ、天女の羽衣のような軽さが大事。
外国の芸術は足が地についていて力強い。
だからその真逆の軽さで対抗するのだと思う。
日本人が海外で認められるのは軽さに驚かれることが多い。
同じことをやっていたら外国には負ける。
これをノリマサさんにも言いたいと思う。
軽さと さわやかさ エアリアル感
羽生は そのすべてが体現されているので世界中にファンを増やしているだと思う。
日本人から羽生が出たことは だから必然、ヨーロッパ系には決して出来ない儚さ。
だってヨーロッパが目指してきたのは常に天に届く「永遠」だから。
永遠と瞬間。
三次元で許されるのは瞬間だけ。
永遠は決して手に入らない。だから「永遠」なんだ。
そんなことを思った羽生結弦展からのデッサンでした。
ところでノリマサさんどうしちゃったんでしょう?
音沙汰なしですね。