2020 J2リーグ 第25節
vs 京都サンガFC (サンガS)
主審:井上知大
○ 2-1 (68' 田上、70' ウタカ、75' 堀米)
[試合後順位]
年間:10勝5敗10分 (+8):5位↑
年間:10勝5敗10分 (+8):5位↑
ホームで圧倒的に強い京都相手にボールを支配し、ピンチも全員で守りきった。
そして、田上、ゴメスとDF登録の2人がゴールを決め、チーム一丸となって勝ち取った勝利です。
良い内容の試合をしながら、勝ちきれなかった弱いアルビはもういません。
次節は、10連勝中の福岡をホームに迎えます。
今のチーム状況なら、絶好調の福岡であろうと、恐れる事はありません!
上位のチームに勝ってこそ、J1への道が見えて来ます。
昨季、あの強かった柏の連勝を止めたように、福岡の連勝も止めてやりましょう!!
勝って連勝を伸ばすぞ!!
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【今日のスタメン】4ー2―3―1
【今日のスタメン】4ー2―3―1
Sub:矢村、テセ、堀米、大本、ロメロ、荻原、藤田
<交替>
57' 中島 → 大本
57' 高木 → 堀米
79' 本間 → ロメロ
79' ファビオ → テセ
<警告>
83' 田上
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3連勝を目指すアルビのスタメンは、新井→舞行龍、荻原→史哉、ロメロ→至恩と、前節から3人変更。
前々節の琉球戦の前半で交代し、前節の町田戦を休んだ舞行龍が復帰。
史哉は磐田戦以来8試合ぶりの先発。至恩も2試合ぶりの先発となりました。
第2節からずっとベンチ入りを続けていた新井がベンチ外となりました。休養であれば問題ないのですが、嫌な噂もチラホラと聞こえてきて不安です。。。
一方の京都も、スタメンは3人変更。森脇、中野、福岡が外れ、上夷、曽根田、野田が入りました。
前回の対戦時は、ベンチスタートだった、エース・ウタカと、DFの要・バイス、それから帰ってきた仙頭もスタメンです。
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試合は、開始早々にウタカに決定機を演出されてしまいます。
技ありのトラップからのパスで一気に逆サイドに振られ、そこから仙頭の素晴らしいクロスが入りますが、曽根田と競り合った史哉がナイスクリア。
早速、京都はウタカと仙頭を軸に攻め込んで来ます。その後も何度か野田や曽根田に決定機が訪れますが、決定力不足に助けられます。
危うい場面もありますが、ここ最近のアルビは、パスのリズムが非常に良くなっていると思います。
相手を喰い付かせてからの速いパスは、町田戦でも見られましたが、どんどん良くなっている印象。
それから、史哉と至恩のコンビも連携が良く、ここに高木や福田も入ってワンタッチのパスからチャンスを作って行きます。
ボールを回しながらチャンスを伺い、ゴールを目指すアルビと、高い位置からの守備でカウンターを狙う京都という図式。
お互いに攻守の切り替えが早く、見応えのある戦いが繰り広げられる中、スコアレスで後半へ。
後半の立ち上がりは京都のペースでした。
仙頭やウタカにシュートまで持っていかれますが、ギリギリのところで耐えていた中、アルベルト監督が動きます。
高木に代えてゴメス、中島に代えて大本を投入。
サイドの推進力を上げると、大本のクロスからゴールが生まれます。
田上がインナーラップで掛け上がり、ファビオとワンツーを狙いますが、DFに進路を防がれたファビオは大本へ渡すと、大本が優しいクロス!
ゴール前で田上とゴメスが飛び込みますが、一度はDFに止められてしまいます。しかし、ゴメスが諦めずにDFと競り合うと、こぼれたボールに田上が反応!
これを田上がしっかりと蹴り込んで先制!!!
ここで飲水タイムに。タイミング悪かった。もっと勢いで押し込みたかった。
飲水タイムが開けた直後、上夷のロングボールを受けたマウロが痛恨のトラップミス…
当然、あの男が見逃す訳なく、ボールを奪ったウタカが小島との1対1を難なく制してあっと言う間の同点劇。。。
あ~。と、がっかりしていたら、すぐさま持ち直します。
後ろからのボールを受けたゴメスが、付いている相手を素晴らしいターンで剥がし、ファビオへパス!
パス&ゴーでPA内に進入したゴメスにファビオが優しいリターン。
ゴメスはドリブルで切り込んで左足一閃!!
ゴメスとファビオで中央をこじ開け、素晴らしい連携で奪ったゴール。
いや~これは、何度見てもたまらんです
その後は、ファビオ→テセ、至恩→ロメロを投入し、圧力を強めながら逃げ切りを狙います。
京都は、帝京長岡出身の谷内田を投入し、同点を狙ってきます。
徐々に京都がペースを掴みかけた頃に京都は最後の交代で、仙頭を下げました。
明らかに京都の攻撃を率いていた仙頭を下げてくれたのは、アルビにとってラッキーでした。
これで、完全にウタカ頼りになった京都の攻撃を封じる事に成功。
ATには、カウンターからテセが持ち上がってロメロが決定機を迎えますが、残念ながらGKに防がれます。
これが決まれば完璧でしたが、このまま試合終了。
お互いに攻守の切り替えが早く、見応えのある展開の中で先制点を奪い、同点に追い付かれるも、すぐさま取り返し、その後はキッチリ締めて勝利。
すぐ上の順位にいる相手にカウンターからの危機はあったものの、終始自分たちのペースで試合を進めながら勝ち点3を奪うことができました。
非常に大きな1勝だと思います。
中々結果が出なかった苦しい時期を乗り越え、いよいよ本格的に上を目指す時がやってきました。
そんな状況で迎える福岡戦。
アルビに負けた次の試合から、10連勝している福岡。
今季の最重要な試合と言っていいでしょう。
お互いに勢いに乗っているチーム同士の戦い。熱戦必至です。
必ず勝って、上位戦線に生き残りましょう!!
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【オレオ's MOM】
第25節のオレオ's MOMは、DF31 堀米悠斗選手です
素晴らしいターン、ファビオとのワンツーから素晴らしいシュート。
パス&ゴーが好物の俺としては、今回のゴメスのゴールをおかずにご飯3杯は食べれます
ゴメスにとっては、5年ぶりのゴールで、アルビ初ゴールです。
本人にとっても、サポにとっても特別なゴールとなりました。
ここまでパフォーマンスが中々上がらず、出番も少なくなっている中でも腐らずにキャプテンとしてチームをまとめていたゴメスが結果を出した事は、チームとしても大きいと思います。
前節のテセもそうでしたが、序列が下がってきた選手の奮起でチーム力は確実に上がります。
そして、出番の少ない選手たちの希望にも。
出番を失っているマンジー、達也、森俊は勿論、若い三戸や小田などにも良い影響を与えそうです。
厳しい戦いが続く中、チームの雰囲気が良くなってチーム力が充実して行く事は大歓迎。
ここからアルビの逆襲が始まるぞ!!
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MOMはゴメスにしましたが、この試合は史哉の活躍も目立ちました。
あの頃の史哉がいよいよ戻ってきた感じです。
元々、戦術理解力が高く、様々なポジションをこなせる史哉ですが、ここまではどちらかと言うと無難なプレーが多かった。
前節から至恩と左サイドでコンビを組んでますが、これが良かったのでしょうか。
至恩のフォローは勿論、守備ではCBのフォローも素晴らしかった。
最低2回は決定機となりそうな場面を未然に防いでいました。
それから、ボランチの2人も安定感出てきました。
後半戦に入り、チームがどんどん良くなっていると思います。
これから更に期待ですね