2017J1リーグ 第19節
vs FC東京(味スタ) 主審:木村博之
△ 1-1 (12' ガリャルド、66' ウタカ)
[試合後順位]
年間:2勝3分14敗 (-27):18位 ➡
年間:2勝3分14敗 (-27):18位 ➡
新戦力の大武と磯村をスタメンで起用し、新たなメンバー構成で強豪に挑みました。
ガリャのゴールで先制したものの、ウタカの個人技にヤラれてドロー。
飛車角落ちとは言え、タレント豊富なFC東京を相手にアウェーで得た勝ち点1は良かったと思うべきなのか、最下位なんだから勝てる可能性のある試合を落としてダメだと思うべきなのか。。。
個人的には、押し込まれる時間が多い中、よく耐えて引き分けたと評価していいと思っています。(当然、勝って欲しかったけど。)
新加入の2人もそれぞれ良さを出していたし、両SBは絶えず上下動を繰り返していたし、ホニのセットプレーも良くなってきました。
そして、何より守田が良かった。失点の場面は、ウタカのシュートが大武の足に当たって方向が変わってしまったため、仕方がない失点でしたが、それ以外はファインプレーを連発。(運も味方しましたが。)
特にウタカが抜け出したシーンでは、素晴らしい判断で防ぎました。
怪我明けでベンチ入りした大谷と高いレベルでのポジション争いに期待します。
宗が今季リーグ戦初先発、河田と酒井高はJ1初出場。タンキが出場可能になり、怪我人が戻って来れば、アルビはまだまだ行けます!
次節からのホーム2連戦は横浜と川崎の強敵ですが、勝てると思える内容の試合をしたと思います。
取り敢えず、連敗は止まりました。小さいですが1歩前進。
ここからは連勝を目指し、戦って行きましょう!
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【今日のスタメン】4-2-3-1
【今日のスタメン】4-2-3-1
〈交替〉
71' 平松 ➡ 河田
71' 平松 ➡ 河田
77' ガリャルド ➡ 端山
89' ロメロ ➡ 酒井高
〈警告〉
57' ガリャルド (4枚目・次節出場停止)
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期待のタンキが出場出来ないため、FWにはルヴァンでゴールを決めた宗が今季リーグ戦初先発。
2列目は、ホニ、ガリャ、貴章。
ボランチには、新加入の磯村と予想外のロメロ。
SBは、左にゴメス、右は久々に慶が入りました。対面の小川は流経大柏高の後輩。負けられません。
CBは、新加入の大武とジュフンの長身コンビ。
GKは守田。ベンチに大谷が戻り、危機感もあるでしょう。気合いの見せ所です。
サブに大谷も含め久々&初のメンバーが。輝綺は19歳のバースデーに出番は…。
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試合開始早々、左サイドの攻防でホニが倒れるアクシデント発生。
接触プレーで倒れ、中々動かない。「おいおい。大丈夫か?」周りもザワザワ。。。
ホニは、額を切ったようでテーピングを巻いて復帰。大した事なくて一安心…m(_ _ ;)m
ホニが復帰した直後に大チャンス到来。
右サイド、遠めの位置からのFK。キッカーは、負傷から復帰したばかりのホニ。
ホニは、精度の高いストレート系のボールをゴール前へ。そこに飛び込んだのはガリャ!!
貴章、大武、ジュフンなどが囮になり、上手くフリーになったガリャがダイビングヘッド!!!
前半の早い時間帯に先制点をゲット!タレント豊富な東京相手に、この1点を最後まで守り切るのは難しいのでもう1点欲しいところ。
案の定、ここから押し込まれる時間が続きます。
ポストに当たったり、ゴールに入るもオフサイドだったり…冷や冷やのシーンが次々と。。。
そんなピンチの連続の中、守田が存在感を出します。度々ゴール前まで攻め込まれますが、的確な飛び出しと素晴らしい反応でゴールに鍵を掛けます。
これぞ守護神!ここ最近の不調が嘘のようなビッグプレーの連続。
強豪チームは、GKが安定しています。GKの安定も下位からの浮上には必須です。これからも頼むぞ!
攻め込まれる時間が長いですが、アルビもしっかり耐えてカウンターから良い形を作っています。
今までのように速攻1本だけじゃなく、厚みのある2次攻撃・3次攻撃が出来ているため得点の匂いはします。後は決めるだけ。
後半に入っても東京が攻め込む時間が長い中、耐える展開が続きます。(決してドン引きではない。)
そんな中、ガリャとホニのホットラインから立て続けにチャンスを迎えますが、いづれもDFに阻まれてしまいます
惜しい…決めきれない…すると…やはり…
ワンタッチ・ツータッチのパス交換で攻め込まれ、最後はウタカが個人技でDFを交わしてシュート。
滑り込んだ大武の足に当たって方向が変わってしまい、この日スーパーセーブを連発していた守田も反応出来ず。。。
やはり、1点じゃ厳しいなぁ。次の1点が取れるようになれば…タンキに期待ですな。
ホームで最下位相手に勝ち点を落とせない東京は、ユ・インス、前田、永井と攻撃的選手を次々投入。
アルビは、J1初出場の河田とゴーソンを投入。(端山もガリャに代わって出場。)
割り切って、連敗を止めて勝ち点1を取る作戦に移行。これまで、先制しながらも同点➡逆転と勝ち点1すら取れない試合が多かっただけに、キッチリ作戦を遂行出来たのは高評価です。
3人のCBで守備時は5バックにしながらも、河田のクロスからホニのボレーなど守るだけじゃなかったのも良かったと思います。
ホニは、得点こそ無かったものの、FKでのアシストを決めたし、チーム最多のシュート数で勝利への執念を感じました。
しかし、この試合もありましたが、PA内で簡単に倒れ過ぎです。中々ファールを取ってもらえない以上、もう少し踏ん張ってもらいたい。(相手にはPK出るのにね。)
想像ですが、審判団の中でホニはファールをもらいに行く傾向があると思われているように感じます。
なので、当たられてもすぐに倒れず、少し踏ん張るシーンを増やせば、倒れた時にファールもらえると思います。(印象って大事だからね。)
何度も裏に抜け出してチャンスを作っているだけに、そこを改善すればもっと怖い存在になれます。頑張れホニ!
それから、新加入の2人。
磯村は、中盤の底からゲームを組み立てる役割。気の利いたポジショニングで空いたスペースを埋め、パスを散らしてチャンスを演出。ガリャとの連携が上がれば更に良くなりそうです。
大武は、高さを活かしたプレーだけじゃなく、足はそれ程速くないながらもピンチの場面にはいつもいる感じで、今季ゲームから遠ざかっていたとは思えない動きでDFを統率。
大武のDF陣への指示があったことでコースが限定されたことにより、守田のビッグセーブが生まれたとも思います。
新加入2人が早くも実力を発揮した事により、既存の選手達も危機感を覚えたことでしょう。
相乗効果でチーム力を上げ、ホーム2連戦に挑みましょう!
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この日、誕生日だった輝綺は残念ながら出番なし。
アルビ初の高卒ルーキースタメンデビューを果たして以来、代表で離脱している間以外はスタメンで出場し続けていた輝綺。
この試合に出なかったのは、中断期間に代表の試合に参加していたため、ミニキャンプに不在で新加入選手との練習をほとんど行っていための連携不足と、コンディションの問題だと思います。
この試合のボランチは磯村とロメロ。磯村が今後ボランチの中心と思われる事から、その相棒をどうするか。
ここ最近、右SBでの出場が多かった輝綺ですが、正直狙われていました。守備を考えると慶の方が良いと思われる(クロスは輝綺の方が良い。)ので、輝綺には代表と同じボランチで勝負して欲しい。
ロメロは、対人に強く推進力がありますが安定感がなく、決定的なミスもまだまだ散見されるため、磯村の相棒には輝綺に頑張ってもらいたいです。
次のホームでは、輝綺がポジションを奪って出場する事を期待します。
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