
もしあなたがこの文章を読んでいるなら、僕と同じようにALSという病気と向き合っているのかもしれません。
この病気は、本当に残酷です。
身体は少しずつ動かなくなり、昨日できたことが今日できなくなる。その現実を受け入れ続けることは、簡単なことではありません。
僕も何度も「どうして自分なんだろう」と思いました。将来が怖くて、涙が止まらない日もありました。
それでも、病気になって気づいたことがあります。
それは、人の優しさや、何気ない一言、誰かがそばにいてくれることは、何より大きな力になるということです。
だから、苦しいときは我慢しないでください。
「助けて」「今日はつらい」と言葉にしてください。
そして、自分がどんな最期を迎えたいのかも、元気なうちから大切な人や医療者に伝えてください。それは諦めることではなく、自分らしく生きるための準備です。
ALSは身体を奪います。でも、あなたの人生の価値まで奪うことはできません。
あなたが笑った日も、誰かを愛した日も、頑張って生きてきた時間も、すべてがあなたの人生です。
もし今、希望が見えない日があっても、一人で抱え込まないでください。
同じように悩みながら今日を生きている仲間がいます。
僕も、その一人です。
あなたの今日が、少しでも穏やかな一日でありますように。
心から願っています。
この文章が、同じ病気と向き合う誰かに「自分は一人じゃない」と感じてもらえるきっかけになれば、とても意味のあるものになると思います。