仲間から頂いたRYOBIボートエース

穴を開いていたところをFRPで積層して補修してありましたが、

ヒジキ刈りでFRPが剥離してしまいました

ボート修理はFRPが一般的なので、

古いFRPの積層面をサンダーで研磨して、面荒らしして

新たにFRPで積層しました

ヒジキ刈りから帰ると、新しく積層した部分も剥離している⁉

原因はなにか?

 

RYOBIボートエースで検索すると

素材はPP(ポリプロピレン)製

接着やFRP積層には不向きな素材でした💦

修理方法の見直しです!

 

Amazonでこちらを購入

110V/100Wプラスチック溶接キット¥2,799 

強力なはんだごてに補修パーツの設定で

車のバンパー修理とかで使われているものです

 

亀裂と穴に摩耗により薄くなった船底を直していきます

まずはサンダーで古いFRP層を剥がして、地を出します

ステンレスメッシュを͡コテで溶着します

これが意外と時間かかりました

高温は100w/1076fと高出力タイプなんですが

パイロットランプがついてからコテを当てても

意外と溶けない

溶接ヘッド大で始めましたが、小の方が均一に温まるようです

ステンレスメッシュの溶着が済んだら

PP製のプラスチック溶接棒を端から当てて

溶着して埋めていきます

薄くなった部分は暖め過ぎると凹むので要注意です!

ステンレスメッシュ+PPの溶着で厚みと強度が出ました

表面をサンダー掛けすればもう少しきれいになりますが

見た目より実用性!

浸水しなければOKです

Amazonで船体と同色のPP溶接棒があり、

こちらの方が見た目が良いと思いましたが

落とし穴がPP製と書いていましたが、溶着しても剥離するので

素材が違います✖

レビュー星1つを書き込みましたがmAmazonあるあるですね💦

作業性を早めようとヒートガンも試しましたが

PP溶接棒が溶ける頃には下地も温まり、柔らかく凹んでしまいます

薄い部分の溶着はコテで少しづつやるのが一番ですね

材料のPP溶接棒が足らなくなり

Amazonかホームセンターかなんて思いましたが

PP製なら溶かして使うので、素材はなんでもOK

バケツやごみ箱もPP製なんですね

部屋にあったクリーニング店の黒いハンガーにもPPの表記が👀

適当に切って溶着すると、PP溶接棒と同じ仕上がり(`・ω・´)b

これはリユースでわざわざ材料を買わないでも修理できるのでコスパ良いですね!

出来れば黄色いPP製のハンバーなんて転がっていないかな(笑)

黄色に黒の補修で見た目はイマイチですが

強度UPで浸水を防げればOKです

 

まだ数か所擦れて薄くなってる部分があるので

ステンレスメッシュを追加して

強度を上げて来たいと思います

 

黒い部分が増えて、強度アップ

アーマードボートエースの完成はもう少し掛かりそうです