※記事の中で「中国の葬式は」とか「日本の葬式は」という言い方をしておりますが、あくまで奥さんから聞いた中国の一地方の様子、および日本の一地方の様子です。これが中国や日本の一般的なお葬式の様子というわけではありません。また、文化や習慣の違い尊重しており、どっちが良いとか悪いとかではなく、あくまで個人の感想です。あらかじめご了承ください。
前回書いたように、奥さんのお母さんは、奥さんが帰省した翌日亡くなりました。
奥さんにとって、中国での近しい身内の葬儀は初めてでしたが、実はそれより先に、日本で僕の両親の葬儀を経験しています。(僕の両親は数年前に2ヶ月違いで亡くなりました。)
日本の葬儀と比べ、中国での葬儀には色々と不満があったようで・・・
日本に帰ってきてから愚痴をこぼしていました。
まずは葬儀の前の死亡診断について。
お母さんは自宅で療養していましたが、奥さんは別のホテルに宿泊していました。
そして朝訪れた時にはお母さんの意識はなかったようです。
周りの人は亡くなったと判断し、すぐに葬儀屋を呼ぼうとしていました
しかし奥さんは、お母さんの口元が若干動いたのを見たらしく(娘も動いたのを見たと言ってました)すぐに救急車を呼びました。
しかし救急車が来て救急隊員が確認したところ、既に亡くなっていると判断され、病院に運ばれることなく葬儀屋さんを呼ぶことになりました。
救急車を呼ぶとお金がかかるらしく、周りの人たちには無駄なお金がかかったと嫌味を言われたそうです
日本ならまず、危篤の時点で救急車を呼び、病院で医師によって死亡を確認・・・
という流れになるかと思いますが、中国では医師でなくても死亡確認ができるらしく(?)(地域の民生委員的な人(?)でもできるらしい?)、すぐに葬儀屋を呼べるらしいのです。(詳細不明)
「医師じゃないのに勝手に死んだと判断するなんて酷い・・・」と言ってました。
奥さんの愚痴は続きますが、長くなるのでまた次回・・・